「Black Ivory Soul」 Angelique Kidjo

yuko20602007-07-22




今回は、アフリカ出身のAngelique KidjoのCDを
ご紹介します。
私と彼女との出会い。
それは、7年位前に応募した懸賞でした。
某カード会社の会員向け会報誌に毎月CDプレゼントがあって
よく応募していました。
倍率が低かったのか、その雑誌で2〜3回CDが当たりました。
そのうちの1枚が、このアルバムの1枚前の「Oremi」という
作品でした。
今もだけど、当時私はアフリカ音楽や南米音楽への想いが
とても強く、そういうRootsとなるような音楽をたくさん聞いてみたい
という気持ちが強かったので、「聞いてみたいな」と応募したら
当たった・・というのが彼女との出会いでした。
「Oremi」もかなり、私の中に衝撃を与えてくれたCDでしたが
個人的には今回ご紹介するこのアルバムの方が好きなので
こちらを取り上げたいと思います。


その前に、簡単にAngelique Kidjoのご紹介をします。
またまた、こちらのHPからの抜粋ですが。
http://www.cdjournal.com/main/artist/artist.php?ano=101867


西アフリカのベナン生まれ。
90年に『Parakou』でアルバム・デビューを果たし、
「Batonga」(91年)のヒットで世界的に知られるようになる。
ソニー移籍第1弾『ブラック・アイヴォリー・ソウル』(2002年)では
プロデューサーにビル・ラズウェルを起用。
それまでのアフロ・ソウル的な作風にポップでダンサブルな要素を加え、
より親しみやすい仕上がりとなった。
カサンドラ・ウィルソンのアルバムへの参加で話題を呼んだことも。


現在はパリに住み音楽活動をしている彼女。
彼女の歌の歌詞も、彼女の出身であるアフリカベナンの言葉の
ようで、(スワヒリ語??)ほとんど英語の歌詞などはないです。
でも、彼女の歌からみずみずしい躍動感、生きることへの
強い信念が伝わってきます。
まさしく「One & Only」な存在だと思います。
歌詞から何を訴えたいのかは分かりませんが歌の雰囲気
などで十分楽しめると思います。
また、彼女は「ライトニング・イン・ア・ボトル」のライブに参加したり
他のアーティストからの共演やCD参加依頼がたくさん来ていて
最近はいろんなところで活躍しているようです。
以前、1度だけBLUE NOTEで彼女のライブを見たのですが
彼女の音楽から大地のにおいや、力強さを感じました。
彼女の持つRootsが作り上げている生来のものでは
ないかと思うのですが。
そして、「何も考えずにとりあえず楽しんでごらん」というような
Open Mindなおおらかさをライブでも感じたのです。
この作品は、上記の紹介にも書いてあるように、前作の「Oremi」
と比べて、アフリカの音楽の要素をふんだんに入れつつ、
PopsやR&Bなどの要素を上手く取り混ぜて、とても聞きやすい
CDになっていると思います。
「Oremi」はVoodoo教がちょっと絡んでいるようで、
少し、音楽が重たい感じがして好き嫌いがあると思うのですが
この作品なら、ある程度いろんな人がアフリカ音楽の要素を
取り入れたものを聞いてみたい、と思ったとき聞きやすいのでは
ないかとおもいます。


私が好きなのは
2曲目の「Iwoya」と4曲目の「Tumba」、8曲目の「Afrika」
10曲目の「Ominira」。
これらは、特にこのアルバムの「Popでなおかつアフリカの
空気を上手くかもし出している曲」だと思います。
特に10曲目の「Ominira」は、とても美しい曲だと思います。
また、8曲目の「Afrika」は、ライブでも盛り上がっていた曲なので
この曲はこのCDの核となる曲になっていると思います。
ちょっとAfroなサウンドを聞いてみたい方には、このCDオススメです。


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