「レミーのおいしいレストラン」

yuko20602007-07-14

原題:Ratatouille



『既成概念で物事を見てはいけない・・これを教えている
 映画だったような気がします。』




※画像は映画「レミーのおいしいレストラン」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。




舞台はフランスの片田舎。
ネズミのレミーは天才的な嗅覚と味覚をもち、いつの日か一流の
シェフになることを夢見ていた。
愛読書は、フランス料理界の偉大なる名シェフ、グストーが著した
『誰でも名シェフ』。
特にグストーの"誰にでも料理はできる"という言葉が、叶わぬ夢を抱く
レミーをいつも勇気づけていた。
 父の戒めを破り、レミーは人間の家のキッチンに忍び込み、テレビで
グストー死亡のニュースを知る。
しかし家主に見つかり一族は暮らし慣れた古巣を追われるが、逃亡途中で
レミーは愛する家族と離ればなれになってしまう。
下水道に流されたレミーは、とっさに持ち出した『誰でも名シェフ』を
いかだ筏代わりにして身を守り、ようやく見知らぬ場所にたどり着く。
ひとりぼっちで途方に暮れるレミーは、慰めを求めて『誰でも名シェフ』の
ページをめくる。
すると突然、目の前にあのグストーのゴーストが現れ、
「過去にばかりとらわれてはいけない。大切なのは未来だ」と
レミーに語りかける。
ゴースト・グストーに導かれるまま、レミーは地上に上がってみると
そこは、憧れのパリだった。しかも夢にまでみたグストーの
レストランは、彼の目と鼻の先にあった。



この映画、半年くらい前からかなり楽しみにしていました。
確か、年始に映画を見に行ったときに映画館にポスターが貼ってあったような・・
その頃から、気になっていた作品で、今日の試写会が当たった時は
かなり嬉しかったです。
今日は台風の影響で大雨でしたが、電車も止まらず映画を見れてよかったです。



さて・・・映画は期待通り、かわいらしい作品でした。
でも、子供だけじゃなくて、大人も充分楽しめる作品ですね。
料理の才能のないリングイネの帽子の中に隠れて、彼を操っておいしい料理を
作って、街中の人を驚かせていくのですが、やっぱりアニメ映画なので、
邪魔しようとする悪役がいたり、人間の既成概念で、ねずみは不衛生で
気持ち悪い動物、という見方があって、なかなかリングイネ以外の人間に
受け入れられないレミーがいたりするのですが、あくまでも映画の中のお話だし、
見ているほうはそんなことは一切感じずに見れちゃうんですね。
また、一方でねずみの家族たちに、人間の近くにいるとか、料理をするなんて、
とんでもない!と受け入れられないレミーがいたりして。。。
特に人間はどうしても既成概念というフィルターで物事を見てしまい、真実を
そのまま素直に認められない動物なんだな・・ということを改めて感じさせられて
しまって、かなりこの映画、訴えてることは深い作品なのかも・・・なんて
思ってしまいました。
こんなこと、感じたのは私だけかな??



あと、出てくるお料理が美味しそう!
映画の中で食べている人(キャラクター)たちが本当においしいと
満足して帰るので、実際にあったら食べてみたいですね。
この辺りは、大人の方が映画を見ていて楽しめるのではないかしら。






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