「あるスキャンダルの覚え書き」

yuko20602007-05-25




『ドロドロした映画ですね。』



※画像は映画「あるスキャンダルの覚え書き」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


ロンドン郊外の中学校で歴史を教える教師バーバラは、
新任の美術教師シーバに並々ならぬ親近感を感じ、
なんとか親しくなろうとする。
世間や同僚から疎んじられ、唯一心を許せるのは愛猫だけという
初老の女性は、若く美しいシーバとの友情に崇高な意義を求めたのだ。
バーバラは、日記に金星をつけてまでシーバとの生涯の友情を誓ったが、
シーバはまもなく15歳の教え子コナリーと愛し合うようになり、
情事のすべてを私に打ち明けるようになった。
かつての教師リチャードと20歳で結婚した満ち足りぬ生活、
孤独がその告白のなかであらわになったが、私はこの彼女の裏切りが許せず、
いっそうの孤独を噛みしめながら、シーバがもたらす情事の全てを克明に
記録し続けた。
そして、シーバのことがやがてスキャンダルとなる。



もう少し、違う雰囲気の作品かな。。。と思っていたのですが
心理的サスペンス」という感じでした。
もうちょっとさわやかなイメージを持っていたのですが思っていた
ものとはちょっと違いました。
正直、この作品、男性にはあまり理解できないかも?なんて
思ってしまうのですが。
かなり、どろどろです。
ジュディ・デンチ演じるバーバラが、男性と1度も付き合った
ことのない女性で、このまま一生一人でいることに不安を感じ、
女性のパートナーを作ろうとします。
レズビアンなのかな?という感じもします。
そして、人との交わり方、人との関係に対して屈折した感情や
感覚を持っているので、それが段々「心理的サスペンス」へと
行くんですね。


一方ケイト・ブランシェット演じるシーバは、美しくて
天真爛漫で、正直、あまりその美しさだけで生きていたような
女性という感じだけど、バーバラとの交わりの中でいろんなことに
気づいていきます。
最後は、本当に大切なものに気づくのですが。
その交わりの中でバーバラの本性を最後の方まで見抜けないから
こそ、この映画がサスペンスへと進んでいっているんだと思います。



ただ、ちょっと疲れる作品でもあるかな・・と思い★3つにしました。
賛否両論分かれる映画かなぁ〜と思います。
2大女優の競演、2人の演技力などなどを見るには非常にいい作品
だと思いますが、ストーリー的にどうかな?という感じがしました。






                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ