3/14 ホワイトディ JAZZ コンサート@よみうりホール

有楽町駅前のビックカメラの7Fにあるよみうりホールでのコンサートに
行ってきました。
普段は試写会でしかこのホールで行かないし、映画を見ている限り
そんなに音響のいいホールだとは思っていなかったので、大丈夫かな?と
心配だったのですが、なかなか素敵なコンサートでした。
実は、今回のコンサート、懸賞でチケットを当てて見に行きました。
よみうりホールでポスターを見ていて「見たいなぁ〜」とは思っていたところ、
ちょうど、いくつか懸賞応募情報があって応募したら当たりました。
中沢フーズ提供のコンサートだったんですけど、中沢フーズの方から
懸賞でチケットが出ていました。
※中沢フーズは、スターバックスなどに牛乳などを卸している会社ですね。
さすがに当たったチケットだったので、2F席の後ろから2番目でしたけどね。
それでも、ホール自体がそれほど大きくないので、裸眼で十分見えましたし、
よかったです。



コンサートは2部構成になっていて
シャープスナインスペシャ
ウィリー沖山
タイムファイブ
が1部に出演

2部は寺井尚子カルテットのステージとなっていました。


シャープスナインって聞いて、JAZZをよくご存知の方はピーーンと
来るかもしれないですね。
「原信夫とシャープス&フラッツ」というビックバンドに関連するかな?
と何となく思うと思うんですが、今回は現役、及び過去にこのグループに
参加していたピックアップメンバー9人編成でのバンドでした。
ピアノ、ベース、ドラム、サックスが3本、トランペット2本、トロンボーン1本
という、本当に最小限の人数でしたが、非常に音が厚くてよかったです。
なんと、私の好きな本田雅人さんが参加していたのでビックリっ。
久しぶりに彼のビックバンドジャズスタイルを聴いて、楽しめました。
シャープスナインがまず5曲ほど演奏。
「In The Mood」「スイングしなけりゃ意味ないね」などなど誰もが知っている
ナンバーを披露してくれました。
そのあと、ボーカルのウィリー沖山さんが登場。
この方、プログラムの解説を見ると、ずいぶん前にヨーデルを聞かせて大ヒットして
ラスベガスのホテルのステージで4ヶ月も立っていたんですね。
へぇ〜という感じでした。
「山の人気者」というヨーデル歌ってましたし。
一昔前のジャズシンガーという感じで、渋い方でした。


そして、お目当てのタイムファイブが登場。
あるアーティストが彼らに影響された、と言っていたので1度生で
見てみたかったんです。
結成から38年?活動しているらしいのですが、1度もメンバー編成なく
活動してこられたとか。すごいですね。
もう50代くらいのおじ様5人組なのですが、ハーモニーがキレイでした。
バンド演奏を外してアカペラでも演奏してくれました。
男性だけ、という感じはやはり違いますね。
やはりキャリアを重ねてきているせいか「渋い」という印象でした。
特によかったのが、ある会場にいるお客さんに「Happy Birthday」の
プレゼントをアカペラで歌った時。
これがまた、声の広がりを感じさせられるアレンジでカッコよかったです。



2部はこれまた、お目当ての寺井尚子さんのステージ。
来週アルバムが発売される、ということでそのCDからの曲を中心に
演奏されました。
7曲くらい演奏されたかな。
私が持っているベスト盤の曲は演奏されなかったんですが。
ガレスビーの曲などもヴァイオリンで演奏されていて、これがまた
カッコよかったです。
数年前に見た時より、Stylishで情熱的になっていましたね。
後ろのバンドメンバーも非常にいい演奏をしていて、お互いに
切磋琢磨している感じがしました。特にピアノとDrsの方がよかったです。
ピアノの方は、後ろから見ると弾き方が塩谷哲さんに似ていてビックリでした。



そして、アンコールは全員で2曲。
最後の最後は会場にいた前田憲男さんがピアノで参加。
いきなり初見でピアノ弾いてましたが、さすがは大御所!!
難なくステージをこなされていました。
前田さんのピアノは、見かけの気難しそうな感じと違って
とてもやわらかくて、小さめの音でしたね。


こんな感じで、2時間20分くらいのコンサートを楽しんできました。
会場には私なんかよりずーーっと上のおじさま、おばさまが多くて
JAZZをとても楽しんでいらっしゃるようでした。
こういうコンサートもたまにはいいですね♪