「ハッピー・フィート」

yuko20602007-02-27




『ストーリーに若干まとまりを欠いていた観があります。
(私のあくまでも個人的な意見です!)』




※画像は映画「ハッピー・フィート」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



舞台は寒い南極大陸
そこに住む皇帝ペンギンたちは飛ぶことをやめて数千万年、
長〜い歴史の教えを守り日々の糧を授かっている。
生まれてきた子供たちがペンギン学校で習ういちばん大切なことは、“心の歌”。
自分だけの「チキン肌の立つような」歌を見つけ、歌でハートを伝えるのだ。
しかし、主人公のマンブルは歌うことが全ての国で、あろうことが救いようの
ないオンチに生まれてしまった
彼は歌が歌えない代わりに足が勝手に動き出してしまう。
歌はダメでもタップは極上、天才ダンサーだけど伝統を重んじるペンギンの国では
ペンギン失格とされ、長老たちはみ出し者のマンブルに眉をひそめる。
折りしも国は、史上最大の魚不足。すべての災難を、ついにはマンブルのせいにされ、
なんと国外追放になってしまう。
しかし、マンブルは自分を証明するため、そしてペンギン界を救うため、
果てしない冒険の旅に出ることとなる。



個人的に面白かったし、ほのぼの出来てよかったのですが、
最後の方がちょっと納得いかなかったので★3つにしました。
最後の方で岸に流れ着いて、水族館に入れられてしまうのですが、そのあと
どうやって水族館からペンギン帝国に戻ったのかがよく分からず、
話にまとまりを欠いた・・・と思ったのはその部分だったのです。
そこは、「想像力を働かせて考えろ」ってことなのか?
個人的には「展開が早すぎっ」と思ってしまった部分でした。
あと、往年のヒット曲に頼っているところが、残念だったかな。
Stevie Wonderの「I Wish」や、Queenの「Somebody To Love」など
本当に大ヒットした曲をそのまま使ったりカバーしたりで使っていて
音楽も楽しめたし、ペンギンのダンスなど笑えたりしたのですが、せっかくなら
オリジナル曲で勝負してほしかったなぁ〜とちょっと思ったりしました。
最近の映画は、どうしても70〜80年代のヒット曲を多用しすぎじゃないか!って
本当に思うので、そういう意味で個人的に残念でした。
ディズニー映画じゃないから、High Levelのオリジナル曲を期待するのは
無理な話なのかしら・・・。


映画自体は、主役のマンブルをはじめ、ペンギンたちが結構リアルで、
かわいかったです。最近のCGってホントすごいですね。
あとは、純粋に楽しみながら、地球環境について考えるきっかけになる
映画でもあるので、親子で楽しみながら見て欲しい映画ですね。