「Love Makes The World」 Carole King

このCDとの出会いも山野楽器の試聴機でした。
Carol Kingの「Tapestry（綴れ織り）」というアルバムが、
名盤中の名盤だ・・ということを知っていて、彼女の作品を
聞いてみたいなぁ〜と思いながらいたのですが、なかなか
機会が無かったのですが、このCDが出た時に、試聴機で
聴いてみたら、非常によかったので即、レジにCDを
持っていった・・というCDです。
CDを買ってしばらくしてから「Tapestry」以来の名アルバムだ！
という評判を聞いて、 へぇ・・と思いながら聞いておりました。
確かに、このCD、非常に素晴らしいです。
Carol King自身の暖かい声が、曲を暖かいものにし、そしてどこか、
少しだけ寂しげな雰囲気をかもし出していますね。

私はこのCDの前半の4曲が特に大好きで、この4曲は何度も聞いてしまいます。
1曲目「Love Makes The World」は、聞く人の心をぐーーと持っていく曲で、
この曲でCDに引き込まれる感じがします。アコースティックギターの音色と、
サビへ盛り上がっていく感じが非常にいいです。試聴機でも、この曲で
まずぐーーっと持っていかれました。
2曲目「You Can Do Anything」ではBabyfaceとDuetしているのですが、
私個人的には、意外な組み合わせ！！という感じでした。
しかし、Babyfaceが、相手の空気を読み取ってDuetするのが上手い人
なのかもしれないですねぇ。
とても素晴らしい曲に仕上がっていていいです。
3曲目「TheReason」は、最初はとても静かに始まるのですが、
段々サビに向かって盛り上がっていって、ちょっとRockな感じに
なっていく曲で、これがいい感じです。
4曲目の「I Wasn't Gonna Fall In Love」は、非常に美しい
Love Songだと思います。
ちょっと聞いていると切なくなってくるような感じです。
CDの後半はFolkな感じの曲とRock色の強い曲が多くてそれはそれで、
またよいのですが、私は個人的に前半のこの4曲がとても好きです。
あと、日本盤のみに収録されているボーナストラックの
「Birthday Song」がとてもよいです。
人にこの曲を聞いて欲しくて、誕生日プレゼントにこのCDを
プレゼントしたり、自分自身もこのCDを買ってからもう何度も
誕生日を迎えましたが、誕生日の朝にこの曲を聞いてしまったりしています。
なかなか、いい、Birthdayを祝う曲がないですが、この曲はかなりオススメです。