「CIUDAD DE LA LUZ(陽光の街)」 Spanish Connection

yuko20602007-01-14



このCDとの出会いは、短期間に流れていたキリン
「氷結果汁」というカクテルの期間限定商品「Valencia」のCMで、
「Valencia」という曲が使われていたことです。
「カッコイイフラメンコ調の曲だなぁ〜」と思ってチェックしていたら
CMの右隅に「Spanishi Connection」と書いてあり、そのすぐ後、
ちょうどCD屋さんに行ったら試聴器にこのCDが入っていたので、
聞いてみてよかったので購入したCDです。


Spanish Connectionのご紹介を。メンバーはギターの伊藤芳輝さん、
Violinの平松加奈さんインドの打楽器Tablaの吉見征樹さんというメンバーです。
詳しくは下記、彼らのHPから転記です。
http://www.spanishconnection.jp/profile/index.html
インドから東欧を経てスペインのアンダルシアへと至るジプシーの道筋を、
そこで生まれたフラメンコ・ギター、ヴァイオリン、タブラといった楽器と
共に音楽で旅する…。
このコンセプトのもと伊藤芳輝、平松加奈、吉見征樹により2000年に
結成されたスパニッシュ・コネクション。
グループ名のスパニッシュ・コネクションは“スペインつながり”の意。
ジプシー音楽の一つの究極であるスペイン/フラメンコ音楽をコアに
置きつつも、クラッシック、ジャズ、民族音楽などのエッセンスを織りまぜ、
独特のオリジナリティーを発揮している。


フラメンコは結構流行ってますし、踊りを習っている方も多いと思います。
でも、日本でフラメンコ音楽をメインにして、ジプシー音楽の要素も色濃く、
そしてJAZZやクラッシック、などのエッセンスを取り混ぜて独特の音楽を作り出して
いるのは彼らくらいなのではないでしょうか?
最初に聞いたとき「珍しいなぁ〜、おもしろいなぁ」と思いました。でも、なぜかどこか
懐かしさも感じるんですよね。
個人的に、ルーツがLatinだと思っているからかもしれないですが。




3人で演奏しているのに、非常に音が豊かです。時々他の楽器が入ったり歌が
入ったりしていますが、基本的には彼らだけですね。吉見さんのTablaのせいか、
ちょっとインドチックな要素が音楽に強く含まれているような気がします。
でも、それが彼らの特徴なんだと思います。
また、Tablaが非常に表情豊かな打楽器でもありますね。
彼らを知るまではTablaを全く知らなかったので、ライブではTablaにいつも
注目しちゃいます。
伊藤さんのフラメンコギターはどこまでも延々と音楽が流れて行きそうな
雰囲気があって、非常に素晴らしいです。
加奈さんのViolinは、時に物憂げな、そして情熱的な音色でこのグループの
カラーを象徴していると思います。
このCDの中でのお気に入りは2曲目の「PIAZZOLLUMBA」3曲目の「MONACO」
5曲目の「VALENCIA」6曲目の「TIEMPO FELIZ」です。
特に6曲目の「TIEMPO FELIZ」がかなり お気に入りで、本当は「VALENCIA」が
聞きたくてこのCDを買ったのに、この曲ばかり聞いてしまいます。
実は私の携帯のメルアドはこの曲名がアカウントになってます(汗)
とてもゆったりとした流れるような曲で、聞いているとやさしくなれる曲なので
大好きです。
他の4曲はフラメンコ音楽が前面の情熱的な曲で、これらはこれらでカッコよくて
大好きなんですけどね。オリジナル曲ばかりですけど、フラメンコ音楽にあまり
なじみがない方でも聞きやすいアルバムですし、Coolでおしゃれな音楽なので、
興味を持った方はぜひ、聞いてみてください