「百万長者の初恋」

『王道の韓国映画でした。』

※画像は映画「百万長者の初恋｣のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。

わがままで傲慢な財閥3世のジェギョン。
生きる目的も持たない彼は、日々ケンカと遊びに明け暮れ、亡き祖父が
遺した莫大な遺産を相続し、気ままに生きることしか考えていなかった。
しかし祖父の遺言状には、ジェギョンが遺産を相続するには、
「都会から離れた田舎にあるポラム高校の卒業証書を授与すること」
という条件が付けられていた。
さらに、もしも彼が自主退学をした場合、相続金は社会に還元されること、
そして全ての権利を放棄した場合には、相続されるのは0.1％だけで
あることが告げられた。
そこで、ポラム高校に通わずして遺産を全額手に入れるには、強制退学
しかないと考えたジェギョンは、贅沢な暮らしをしていたソウルを離れ、
学校があるカンウォンド（江原道）にしぶしぶ向かうことになった。
登校初日、クラスで最も体格がいいミョンシクにケンカを売って、
強制退学になろうとするが、なぜかミョンシクの家の夕食に招かれ、
もてなされてしまう。
さらに、校長に裏金を渡して強制退学を頼みこむが、それも上手く行かない。
そんななか、ジェギョンは同じクラスの委員長であるウナンのことが
気になり始めていた。暇さえあればガソリンスタンドでのアルバイトで
お金を貯め、卒業公演となるミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」
を計画する天真爛漫な彼女に対し、これまで心の扉を閉ざして生きてきた
ジェギョンが恋に落ちるのには、あまり時間はかからなかった。
しかし、ウナンの体は病に蝕まれ、2人で過ごす時間があまりないことに
気づき、ジェギョンが変わっていく。。。

12/13の試写会が当たっていたのですが、行けなかったので、
今日はレディースデイということもあって、見てきました。
いやぁ〜、王道の「韓国映画」という感じですね。
片方が病に蝕まれ、最後に死んで引き離されて涙を誘う・・という
お決まりのパターンでした。
でも、相変わらずこういうの、韓国映画は好きだし、美しいですね。
今の日本人がこういう映画を作っても、韓国映画みたいにいかないところが
すごいなぁ〜と思います。
映画自体はそんなに長くなくて、飽きずに見れました。
でも、何となく2人が恋に落ちていく様子がいきなり切り替わる感じが
ちょっと納得行かなくて★3つにしました。
他の同様の映画より、2人が恋に落ちて一緒に最後までいる様子が長く
映し出すために、切り替えが早かったんだと思うんですが。
私的には、もう少し主役のジェギョンが変わっていく様子を出してから
切り替わって欲しかったなぁ〜と思ってしまいました。
「純愛映画」が好きな人は、ホント純粋に泣けると思うし、素直に
見れる映画ではないかしら？
韓国映画で、恋愛物が好きな人にはオススメの作品ですよ。