手洗いとうがい


風邪が流行ってきましたね。
そして、恐怖の「ノロウィルス」や「インフルエンザ」まで。
その上、「鳥インフルエンザ」まで流行りそうな気配。
とにかく、怖い今日この頃ですね。


さて、これらにかからないためにとにかく言われているのが「うがい」「手洗い」
ですが、皆さん、正しいうがい、手洗いどのくらい出来てますか?
「手洗い」に何秒要していますか?
蛇口をひねって水で手をすすぎ、石鹸をつけてこすって洗い流すまでの秒数です。
大体の方は10〜15秒といったところなのではないかしら?
以前、学生の頃私は某ファーストフードや巨大アミューズメントパークの食品系で
アルバイトをしていたので、そのときに何度も手洗いの指導をされました。


そこで教わったのは・・・
まず、水で手を簡単にすすいで石鹸でこすり始めてだいたい10〜15秒くらいのところで
手の表面に雑菌が浮き出してくるそうです。
まず手のひらをこすり、指の間を左右の指を挟んでこすり、今度は手のひらに指を立てて
爪の中を洗う。もし、爪ブラシがあれば爪ブラシで爪の中を洗う。最後に手首をこする。
そしてしっかり洗い流してちょうど30秒。
こうすると、きちんと雑菌が落ちるそうです。
10〜15秒というと、手のひらに雑菌が浮き出てきているところで手洗いを
終了してしまう=逆に手に雑菌がついた状態にしてしまう。ということで
きちんとした手洗いになっていないのでよくないそうです。
そして、手を洗ったあと、ハンカチで拭いていいのはハンカチを使用する
1回目のみで、本来はペーパータオルか、風で乾かした方がよいそうです。
ハンカチがぬれた後、そこで雑菌が発生するのでせっかくきちんと手を
洗っても拭いたハンカチに雑菌がついていたら意味がないですからね。
最近は、お手洗いでもエアータオルやペーパータオルが用意している
ところが多くてよいですね。
下記URLにいい図解があるのでよかったらご参照ください。
多少、ここに書いた内容と違っているかもしれませんが。
http://www.lion.co.jp/life/life3p8b.htm


そして、今度はうがい。
これもテレビ番組などで以前に見た情報ですが、うがいはガラガラ・・
ってやり始めてから30秒くらいしないとのどに入っていかないそうです。
だから、30秒以上ガラガラ・・としっかりうがいをしないとうがいの
意味がないそうですよ。


それから、昨年新聞の記事で読みましたが
・水道水でうがい
・うがい薬でうがい
・うがいしない人
の3チームでどれだけ風邪にかかりやすいかという実験をしたところ
意外にも水道水でうがいをしたチームが一番風邪を引かなかったそうです。
どうやら、水道水に含まれている塩素?がよかったようだとのことです。
もし、うがいするときにお茶や塩などがない場合、水道水でうがいをするのも
よいそうです。
私は笑われてしまうのですが、朝起きたとき、会社に着いたとき、家に帰ったときは
必ず手洗いうがいをしっかりしています。
特に会社のお手洗いでガラガラ・・ってやっていると大笑いされますが、それでも
具合悪くなったりするよりいいですからね。


正しいうがいと手洗いでかなり防げることもあると思うのでしっかり予防しましょうね。