Lee Ritenour with Special Guest Dave Grusin @ BLUE NOTE


今回は、BLUE NOTEの会員システムのポイントでタダ券が前回出たので
それを利用してみてきました。
でも、私にとってはDave Grusinは、今の私があるのは
彼のCDに出会ったおかげ・・というくらいターニングポイントになった
アーティストであり、世界で一番大好きなピアニストでもあって、
この公演は絶対に足を運ぼうと思っていました。
彼のCDの紹介は、「私のヘビーリスニングシリーズ」の1回目で
書いているので、良かったら覗いてください。(こちら
実は、その割りに彼のCDをちゃんと集めていなかったりします。
これを機会に、今、販売されているものは買い揃えます(反省)



3年連続、Dave Grusinの来日公演を見ていますが、昨年、一昨年は
ドラマー、ハービー・メイスンとのトリオだったのですが、こちらは
こちらでよかったですが、私は今回のLee Ritenourとの競演の方が
良かったと思います。
ハービー・メイスンとのトリオの時は、Drsとベース、Daveのピアノ
という構成だったのでDaveのピアノがメインという感じだったのですが、
曲もJAZZトリオという感じの曲が多くて、Daveのシルクをすべるような
美しい旋律のピアノが聴けて、それはそれで本当に幸せでした。
しかし、今回はLee Ritenourとの絡み合いや、バンドのベーシスト、
ドラマーがなかなか、いいGroove感をかもし出していたし、
聞いたことがなくても入り込んでいけるようなノリの曲も多くて
今回の方が楽しめました。
しかも、Lee Ritenourのギターの暖かい音色がもともと好きだったので、
一緒に見れて、余計に良かったのだと思います。


曲はLee Ritenourのアルバムから数曲、Lee RitenourDave Grusin
競演しているアルバムから数曲、Dave Grusinのソロ、Antonio Carlos Jobinの曲、
などが演奏されました。
途中メインのLee RitenourDave GrusinだけでなくベースやDrsのソロの掛け合い
などがあって、なかなか面白かったです。
特にドラマーがアフロ・アメリカンっぽい方で、アフロなビートも絡みつつ
かなりパワフルなドラムで、時々入れるFilがうるさいなぁ〜と思った場面も
あったのですが、段々聞いていくうちに、味があってよかったです。


大好きなDave Grusinのピアノは相変わらず美しくて、いつまでも
酔いしれていたいくらいのピアノでした。
でも、前回見たよりちょっと手が痩せていたような気がしました。
でも、まだまだ元気そうなので、まだまだ美しい旋律を聞かせてくれそうです。
来年もまた、同じ編成でBLUE NOTEに戻ってきてくれるといいです♪