Joao Gilberto@東京国際フォーラム


今回で3回目の来日公演ですが、前回は行かなかったので、
彼のライブに足を運んだのはこれで2回目です。
年齢も年齢だし、地球の反対側(ブラジル)からそうそう
来れないだろうと思い、これで見れるのは最後かも!と思い
行ってきました。
ライブチケットが¥12,000もするんですものねぇ・・・。


しかし、まず一言。
「遅刻するなぁ〜!!!!」
前回見に行った時も、開演時間が彼の遅刻で1時間遅れ、今回も1時間遅れ
「いい加減にしろ!!!」という感じでした。
南米ののんびりしたところで住んでいたら、時間にルーズになってしまうんでしょうか。
でも、ここは日本。
高いお金を出して見に来た人が時間を気にしながら見ていたら、ましてはボサノバ。
そういう空気が(落ち着かない空気が)伝染するのだし、良くないと思います。
主催者側も、アーティスト本人も、今後来日公演をするのであれば、考えた方が
良いかと思います。



さて・・・
ライブ自体は、相変わらずで、素晴らしかったです。
淡々と曲が進んでいくのですが、初来日公演のときに比べて「静か」な
度合いが低かったと思います。
前回は、咳払いするのも、微動するのも怖いほど空気が「動いてない!!」
っていう感じだったけど、咳をする人も居たし前回に比べて「静か」
という度合いは低かったかも。
それがちょっと残念でした。
周りでかなり咳を口をふさがずにしていて「雑音」って感じたし。
私はラストの「想いあふれて」のところでものすごく咳がしたくて
我慢して、我慢していたのに・・・・


聴きたい曲がほとんど聴けて本当に良かったです。
特に「One Note Samba」、「想いあふれて」、「Quen, Quen, Quen」
「Desafinade」「Felisidade」などなどが聴けて本当に良かったです。
28曲くらい演奏されたのですが、睡魔に襲われそうになりながらも
彼の世界に巻き込まれてあーーっという間の2時間半でした。
あのボサノバの静かで淡々とした、暖かくもあり、憂いもあり・・・の
世界に引き込まれていった幸せな時間でした。
また、もしも見ることが出来たらぜひ、彼の世界に引き込まれたいです。