「ナチョ・リブレ 覆面の神様」

yuko20602006-10-24



『「これっていわゆるB級映画?」っていう感じの、
 でもおもしろい映画でした。』




※画像は映画「ナチョ・リブレ 覆面の神様」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!

という基準で評価してます。



ジャック・ブラック演じるイグナシオは生まれてまもなく両親を
亡くしている。
ナチョは戒律が厳しくユーモアもない修道院の中で孤児と育てられる。
成長してからは修道院の料理番を担当しているナチョだが、修道院には
お金がないために、まともな食材を使えない。
そして、ナチョ自身も料理が下手で、まずい料理しか作れない。
おまけに、寝ている老人を死人と思い込んで祈りの言葉を捧げてしまったり、
トホホな失敗の連発で、修道士などからバカにされている。
しかし、ナチョは修道院の孤児たちからは慕われ、ナチョ自身も子供たちが
大好き。
ある日、ナチョは、新しい先生として修道院にやってきたシスター・エンカルナシオン
にひとめ惚れし、がぜんヤル気を出す。ところが、町に食材を貰いに行くと、
謎の痩せた男に襲われ、唯一の貴重な食料であるチップスを力ずくで奪われてしまう。
落ちこんで歩くナチョだが、憧れのレスラー・ラムセスの目撃し、その上、
賞金のかかったアマチュアレスリング大会のポスターを見つける。
「新鮮なサラダが食べたい」そんな無邪気な少年の言葉がナチョを動かした。
レスリングは修道院の老僧たちが忌み嫌い、タブー扱いされている。
試合に出ることはおとか、試合をTVで観ることさえ禁止されている。
しかし子供たちにおいしい食事をさせたい、という願いは強く、修道院には
内緒にして、大会への出場を決める。



いやぁ〜とにかく、おもしろかった。
映像は、かなり汚いし、「いわゆるB級映画?」って感じだけど、
随所に笑えるシーンがあって、かなりおもしろいです。
純粋に何も考えずに笑って笑って見れる映画でした。
でも、笑の中に暖かさもあっていい映画だと思います。
ナチョがレスラーを目指すのですが、トレーニング方法が普通なら
考えないような方法で強くなろうとしていて、まずそこから笑えます。
試合には負けまくるし、でも負けてもウケちゃうんですね。
負け方も半端じゃないし、結構「え!何でこんな負け方するの?」と
冷静に戦ったら、やらなそうな負け方するし。
相手も個性的な選手ばっかりで、試合内容が結構おもしろかったり。
ギャグ満載で笑えます。
最後は、ナチョがいい感じで、暖かくもなれるかな。
映画自体は1時間32分と短いですし、ビデオでもいいのでストレス
発散=笑いたい方は、ぜひ見てください。