「記憶の棘」

yuko20602006-10-18



『イマイチ何を訴えたいのかわかりにくい映画でした。』



※画像は映画「記憶の棘」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



10年前に愛する夫ショーンを失った美しい未亡人ニコール・キッドマン演じる
アナは、10年経った今も夫ショーンのことを忘れられずにいる。
しかし、ジョゼフがそんなアナに惹かれ10年間アタックし続ける。
ジョセフの心に動かされたアナはジョセフと婚約する。
そんなアナの前にある日、見知らぬ10歳の少年が現れ、こう告げる。
「僕はショーン。君の夫だ」と。
彼は同じマンションの下の階に住む夫婦の子供。
最初は子どものいたずらだと思っていたアナは、夫だけしか知らないはずの
秘密を語る少年ショーンの言葉に動揺する。
見かけはあどけない少年でありながら、大人の男性のような愛と
情熱を秘めたまなざしでアナを見つめるショーン。
彼は本当に夫の生まれかわりなのだろうか・・・



この作品、ニコール・キッドマンが好きで、かなり期待して
見に行ったのですが、ちょっとガッカリでしたね。
最初の数分で、彼女の夫が死んでしまい、そこからすぐに
10年後のアナの様子に映画が入ってしまいます。
彼女自身がどんな風に夫・ショーンと愛し合っていたのか、
どれだけ悲しみにくれているのかがあまり映し出されていない
ような気がしました。
あと、生まれ変わりだ・・という少年・ショーンと出会って
動揺を持ったまま、ジョセフとオペラを見に行くのですが
そのシーンでかなり長い時間、ニコール・キッドマン
顔を写したまま・・というシーンがあって、何なんだ?と
思ってしまったりしました。
結末も結構、あっけなかったし・・・期待していたわりに
イマイチでした。
★2つ半というところなのですが、ニコール・キッドマン
作品なのでちょっと甘めに3つにしました。
「輪廻転生」とか、前世を人は引き継いで生まれてくるとか
そういったことがテーマになりつつ、ちょっとミステリアスで
サスペンス・・という感じなんでしょうけど、かなり
中途半端な印象でした。