「トリスタンとイゾルデ」

yuko20602006-09-25



『悲しい恋愛ものです。』


※画像は映画「トリスタンとイゾルデ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


暗黒時代のイギリス。当地を支配していたローマ帝国が崩壊し、
荒れ果てた国土に割拠する部族たちは、事実上、強大で冷酷な
アイルランド王の権力下に置かれていた。
そんな中、タンタロン城では、領主アラゴンの呼びかけに応じて、
マーク候を王とした統一国家の建設および同盟の締結に向けた
会合が開かれるが、計画をどこからか聞いたアイルランドの軍隊が乱入。
アラゴンは夫人もろとも殺され、彼の幼い息子トリスタンを
かばったマークも、片方の手を失う重傷を負う。
同盟計画は失敗し、失意のマークは、孤児となったトリスタンを
連れて故郷のコーンウォールへ戻った。
 9年後。マークの手で大切に育てられたトリスタンは
立派な若者に成長する。
アイルランドの武将モーホルトが率いる小隊に、コーンウォール
村人たちが拉致される事件が起こる。
人質奪還の指揮を買って出たトリスタンは、巧みな待ち伏せ作戦で
敵を翻弄。
自らも、一騎打ちのすえにモーホルトを倒す。
だが、勝利の喜びもつかの間、モーホルトの剣には毒が塗ってあり、
その一撃を浴びたトリスタンは、致命傷を負ったことを知る。
死を待つばかりの彼は、マークの甥メロートのはからいで王家の葬船に乗せられた。
 やがてアイルランドの海岸に流れ着いたトリスタンは、
アイルランド王の娘イゾルデによって発見献身的に看病される。
その日々の中で、女官のブラーニャと名乗るイゾルデの溌剌とした
魅力に惹かれていくトリスタン。
いっぽう、父の命令でモーホルトと婚約させられていたイゾルデは、
トリスタンと過ごす時間の中に、自由に人を愛する喜びを見出す。
しかし、その幸せな日々は長くは続かなかった。
果たして2人の運命は?


この映画を見る前「ロミオとジュリエットのような悲恋物語
ということだったので、かなり期待していました。
ロミオとジュリエットほどのどろどろ?ではないけれど、ちょっと
悲しいお話でした。
私は泣けなかったけど、見ていて悲しかったなぁ。
2人の気持ちをセリフだけじゃなくて表情、目、動きなどからも
描いているのがなかなかよいですね。
時代設定が中世なのと、濃いラブストーリーなので、こういうのが
嫌いな人はダメな映画かもしれませんが、幅広い層から
受け入れられる作品ではないかと思います。
激しい戦闘シーンがあってドキドキハラハラするし、2人の
逢引もちょっとドキドキするし。
2時間強ありますが、途中飽きることもなく見れる映画だと思います。
正直、ここまで愛し合える人に出会えたらどんなに幸せだろう・・と
思ってしまうような映画でした。
乾いた心にちょっと響く映画だと思います。
ぜひ、見てくださいね。