「イルマーレ」

『ハリウッドの色になっていました。』

※画像は映画「イルマーレ｣のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。

始まりは、お気に入りの「湖の家」から引っ越すことになった
彼女＝サンドラ・ブロックが、2006年に次の住人にあてて書いた一通の手紙。
その手紙は、2004年に「湖の家」で暮らす彼の元に届いた。
彼女から2年前にいる彼＝キアヌ・リーブスへ。
彼から2年後にいる彼女へ。はじめはとまどいながらも、ふたりの間を
行きかい始めた手紙。それは、さりげない日常の報告だったり、
ふと感じる寂しさだったり、親しい人を失う悲しみだったり、
時の向こうからの思いがけないプレゼントだったり…。
手紙は時を越えて、ふたりの気持ちを運ぶ。けれど、
ふたりが会うことはない。2年の時を隔てて、同じ本を読み、
同じ景色を見て、同じ街を歩く。そして同じ気持ちを感じる。
果たして2人は会うことが出来るのだろうか？

実は、この映画韓国の映画のリメイクなんですよ。
「猟奇的な彼女」の主役チョン・ジヒョンが出演している
映画なんですけどね。
韓国版の方はとても美しいストーリーになっていて、結構
印象に残っている映画でした。
韓国版が公開されたあと、映画関係の掲示板などで、この「イルマーレ」の
ストーリーをキアヌ・リーブスがかなり気に入って、十何億？？とかで
【リメイク権】を買い取ったという話が話題になっていて、いつ
公開されるんだろうか・・とかなり楽しみにしていました。
でも、正直、ちょっと期待はずれだったかなぁ。
もう少し、静かで美しい映画を期待していたのですがやっぱり
アメリカのハリウッド色に染まってしまった感じがして残念です。
まぁ、別々の映画と捕らえればいいのでしょうけど。
この映画をそういう色眼鏡ナシで見れば★4つなんですけど、私的には
両方を知っているので、★3つにしました。

大元の韓国の映画のストーリーがかなりしっかりしているので
今回、リメイクによって多少、崩されていますが割りとしっかりした
映画になっているので、じっくり見ていただければと思います。
この映画を見た後で、韓国版の原作をしっかり見てもらうのも
いいかと思います。
「韓国版」の原作と、「ハリウッド版」リメイク、どちらがお好きですか？？