「ユナイテッド93」

yuko20602006-08-03



『極限状態の中で勇気を持って行動した方々は、本当にすばらしいと思います。
 そして、ご冥福をお祈りします。』



※画像は映画「ユナイテッド93」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


2001年9月11日─
午前8時42分、ニュージャージー州ニューアークからサンフランシスコに
向けて、ユナイテッド93便が飛び立った。
その直後、ハイジャックされたアメリカン11便がワールド・トレード・センター
北棟に、続いてユナイテッド175便が南棟に激突。
その時点ではまだ、ユナイテッド93便の乗客乗員は何も知らずに
穏やかなフライトを続けていた。
やがてテロリストたちが動き始める。何が起こっているのかすら分からず混乱する機内。
無線から聞こえてきた犯人の声に戸惑う航空管制官たち。
そしてアメリカン77便もペンタゴンに墜落。
錯綜する情報─しかし確かなのは、先にハイジャックされた3機がテロの道具として
甚大な被害を出しているということだった。
それを知った乗客乗員たちは確信し、絶望した。
自分たちの機も、どこかのターゲットに向かっていることを。
「いま自分たちにできることは…?」彼らは地上と連絡を取りあい、愛する者に
最後のメッセージを残す。
そして極限状態の中で生まれた勇気と団結力を持って行動を開始した。
「何もしなければ他の旅客機のように多くの犠牲者を出す。このままでよいのか...」



この映画、先週放送された「ニュース23」の中で、筑紫さんが薦めていました。
この映画、地上の管制塔とかの方は、ほぼリアルに再現しているそうです。
本人達が出演して、多少のオーバーリアクションはあったとしても
ほぼ、リアルに再現しているとか。
の方は、生存者が居ないのであくまでも機内から電話で
連絡を取り合った家族の証言などから想像で作っている部分があるという
ことは、おすぎさんが言ってました。
なので、どうしても地上での描写が多くなっているのですが、
仕方がないですね。
ユナイテッド93便は滑走路の渋滞により出発が遅れたこともあって
ワールド・トレード・センターに突っ込んだ2機のことや
国防総省に墜落した1機のことも分かったので行動が、機内の乗客が
行動できた・・と推測できます。
しかし、爆弾を体に巻きつけた人間が脅したりして、また墜落することが
もう分かっていて絶望の中、最後の勇気を振り絞り行動した人たちが
居たことを忘れてはいけません。
もし、自分が同じ立場だったら、何も出来ず運命を嘆き悲しみ泣いて
終わってしまったかもしれません。
彼らの勇気があったから、犠牲者が少なく済んだのではないかと思います。
彼らの勇気は賞賛に値するものと思います。
しかし、こんなテロが2度と起こってはいけないと思います。
それを改めて感じさせる映画だと思うので、たくさんの人に見て欲しいと
思い、★4つをつけました。
映画自体も上手くまとまっていると思いますし。


9.11同時多発テロで犠牲となったたくさんの方のご冥福をお祈りします。
2度と罪のない人たちの命が犠牲とならないように、この映画を見て
たくさんの人に感じてもらえればと思います。