「狩人と犬、最後の旅」

yuko20602006-08-01



『映像が美しいドキュメンタリー映画です。』



※画像は映画「狩人と犬、最後の旅」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


長年狩人としてロッキー山脈を生き抜いてきたノーマン。
人間には、自然界の調和を保つ義務がある。そう信じる彼は、
猟を通じて生態系の調整をすることに、狩人の本分を見出してきた。
しかし、彼が守り続けてきた森と、そこに住む動物たちは、森の伐採によって年々減少。
仕事も、住まいも、生きる目的さえも失いかけたノーマンは、今年限りでロッキーを
去ろうと決意する。
そんな彼の元にやって来たやんちゃな10ヶ月のシベリアン・ハスキー、アパッシュ。
狩りの邪魔をしソリをひく他の犬からも孤立してしまう彼女をノーマンは
“ダメ犬”の烙印を押す。
しかし、薄氷に落ちた彼の命をアパッシュが救ったことから、かけがえのない絆が結ばれ、
ノーマンの人生は大きく変わっていく。



先日、TBSの「ニュース23」でおすぎさんがこの映画を薦めていたのですが
ドキュメンタリー映画なので、それほど期待していなかったのですが、
映像も美しいし、結構上手くまとまっていてよい作品だったと思います。
映画の長さも飽きさせない感じの1時間40分という長さでよいと思います。
このドキュメンタリー自体も、本人が演じていて、壮大な自然の中で
撮影した映画のようです。
1頭の犬との出会いによって、変わっていく主人公ノーマンの姿がいいです。
また、厳しい自然の中で、自然に逆らうことなく自然とともに生きていく
姿がとても力強く見えるし、すばらしいです。
今、環境問題が叫ばれ続けている世の中ですが、その環境問題にも
根本的に訴えかける作品でもあると思います。
自然の風景や、動物との生活を楽しむなら、やはりスクリーンで見た方が
楽しめる映画だと思います。
ドキュメンタリー映画、動物もの映画などが好きな人にはオススメですね。