「スーパーマン リターンズ」

yuko20602006-07-27



『さすが現代に復活。音響とCG効果は抜群です』



※画像は映画「スーパーマン リターンズ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



ブランドン・ラウス演じるスーパーマンは、遥か昔に滅びた
惑星・クリプトンで生まれた、クリプトン人。
惑星・クリプトンが滅びる前に、父親から最後の地球に送られた
最後のクリプトン人である。
カンザスの“ケント農場”で養父母に育てられる。
子供時代に、自分の超人的な力を知り、たくさんの人を助けてきたが
5年前にスーパーマンは忽然と姿を消す。
自分の故郷の星を探す旅をしていたためである。
スーパーマンがいなくなって以来、救いを求める世界の悲鳴は
無視され、地球はたくさんの悲しみと事故や事件で渦巻いていた。
彼のいないメトロポリスでは犯罪が急増し、さらに、スーパーマン
殺しかけたケビン・スペイシー演じるレックス・ルーサーが
刑務所から出所していた。
レックスはスーパーマンの弱点を利用し、スーパーマンを消そうと
作戦を企てていた。
 一方、デイリー・プラネット紙の花形記者であり、スーパーマン
生涯の恋人、ジェウチ・ボスワース演じるロイス・レインは、
スーパーマンが何もいわず姿を消してから、彼を忘れるため過去を
振り返らずに生きていた。
そして、今の彼女は、編集長の甥との婚約や、幼い息子の養育など、
ほかに重要な問題を抱えていた。
そんな中、レックスの陰謀が、世界を混乱の渦へと巻き込もうと
していた。



個人的には、★4つをつけたかったのですが、見る人によっては
おもしろくないかも?と思い(私は、結構アメコミムービーが
好きなので・・・)辛口で★3つにしてみました。
ヒーローものが好きな人には、おもしろい作品だと思います。
ちょっと、映画にいろんな要素を詰め込もうとして、話が飛ぶ
部分があったりして、その辺が、ストーリーのつながりとして
イマイチ!と感じる人がいるのではないかと思い、★3つにしました。



映画の始まりがエライ長いんですよ。
出演者を紹介していたりするあのタイトルが。
でも、そこで流れているスーパーマンのテーマ曲をじっくり
聞いているのがいい感じですね。
古い映画は、オーケストラでしっかり音楽を作っていて、音楽からも
夢とか壮大さを感じさせる映画って多かったと思うんですけど、
最近そういう作品もなかなかないですよね。
辛口で言えば、ヒット曲をすぐに映画に挿入してみたり。
オーケストラを、機械で作ってみたりとか。
スターウォーズとか、スーパーマンとか、昔からある映画で有名な
タイトルの音楽って、オーケストラでバーーーンって演奏されていて、
それを今の、いい音響で聞かされると、やっぱり迫力あって、
ゾクゾク・ワクワクしてくるんですよね。
そういう意味で、最初の部分は普通の映画より長いけど楽しんで
欲しいなぁ〜って思います。



映画自体はやっぱりヒーローものだからストーリー的には単純で、
おもしろいと思います。
子供から大人まで楽しめるんじゃないかなぁ〜って思います。
昔のスーパーマンは子供の頃にしか見たことがないから、詳しい
内容が分からなくて比較が出来ませんが、昔の要素も入れつつ
新たなストーリー展開にしたんじゃないかなぁ〜と想像しています。


一番ビックリだったのが、ケビン・スペイシーが、敵であるレックスを
演じていたこと。映画を見るまで知らなかったのでビックリでした。
スキンヘッドで登場して、「オースティン・パワーズ」のドクター・イーブルを
思わせる風貌で、ビックリしました。
かなり悪どいことをやっていたので、ひぇえ・・・という感じでした。
でも、これ以上悪役のイメージをつけて欲しくないので、もう悪役は
演じないで欲しいです(笑)