「幸せのポートレート」

yuko20602006-06-27



『自分の殻を脱ぎ捨てて、本当の幸せに出会えたら、素敵ですね。』



※画像は映画「幸せのポートレート」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。





NY、マンハッタン。メレディスモートンは、誰もが
羨む最高の恋人エヴェレット・ストーンと一緒にいる時でさえ
携帯電話を手放さない。
そんな典型的なキャリア・ウーマンである彼女が、初めて
エヴェレットの実家に招かれた。
積み上げてきたキャリア、エヴェレットとの結婚。
メレディスにとって、全ては“理想”に近づいていたはずだった。
大学教授の父ケリーと家族の中心的な存在である母シビルが暮らす
ストーン家には、年に一度の休暇を過ごすために家族が次々と集まって来ていた。
しかし、隙のないテーラード・スーツを着こなし、神経質そうに
咳払いするメレディスを見てエヴェレットの家族の顔が一様に曇った。
彼の両親の家で、ストーン家の人々にとけこもうとすればするほど
空回りしてしまうメレディス
しかし、そこには彼女が知らない家族の真実と、“理想”とは違う
“本物”の愛情が隠されていた・・・。


典型的なアメリカのホームドラマというかそういう映画だと
思います。
家族皆で過ごすクリスマスを舞台にしているところとか、
大家族がいっせいに集まってゲームをしたりとか。
キャリアウーマンが主人公っていうのも典型的な感じがしますが、
完璧そうな女性が、実は自分を出せずに、日常に戻ると
数々の失敗をして、どんどん孤独になっていくところが、
共感できる部分だと思います。
私は、キャリアウーマンではないけれど、自分を出しているつもりでも
なかなか自分を出せずに孤独を感じることもあるので、共感できる
部分があったりしました。
気が強い女性にはありがちなことなんじゃないかな。
(って、私も結構気が強い方だけど・・・)
家族とかかわっているうちに、いろんな事件が起こり、自分を知り、
変わっていく主人公メレディスを、段々応援したくなります。
結局最後は、違う方向にハッピーエンドになるのですが、
これもアメリカらしくていい映画だと思います。
ラブ・アクチュアリー」ほどの感動はない気もするのですが、
共感できる女性が結構多い作品だと思います。
ちょっぴり癒されたくて、がんばろう!と思える映画だと思いますよ。