おすぎさん


今日、母の付き添いで目の病院にいきました。
かなりキレイなクリニックで、待っている間雑誌がいっぱいあって
飽きずに待っていられるのですが。


今日はとある雑誌を読んでいました。
雑誌の特集が「おすぎ」さん。
あの、「おすぎとピーコ」のおすぎさん。


実は、私はおすぎさんの映画CMが胡散臭い感じで、結構嫌いでした。
TVで評論しているのもイマイチな感じだったので、彼が映画の話を
していると、見ないようにしていました。
しかし、今日読んだ雑誌の特集で、いっぺんにおすぎさんに対する
イメージが変わってしまいました。


子供の頃、貧乏で借金取りに追われていたお父さん。
年末になると、子供達に借金取りに来られて嫌な思いを
しないようにと、映画館へ行くように言われて、子供の頃から
映画をとにかくたくさん見ていたそうです。
一旦、就職するものの、やはり映画への気持ちが忘れられず
映画関係の仕事につくようになるらしいのですが、そういう
運命にあったのか、とても羨ましい感じもします。
雑誌の内容を事細かに覚えているのではないのですが、ご本人は
映画ライターとはいえないと言っています。
「映画動員」だと言っていました。
「自分がいいと思ったものを、たくさんの人に見てもらいたいから
 私はTVや雑誌などで紹介する『映画動員・宣伝員』だ」と
コメントしていらっしゃいました。
(正確じゃなくてごめんなさい。内容的にはあってると思います)
この、コメントに衝撃を受け、そして同様のことを感じている
彼の気持ちと、素直にそう活動していることに賛辞を送りたくなり、
おすぎさんのイメージが変わりました。


そうなんですよ。
「いいものは、素直にいい」


私もつたない文章ながら、いいものをいいと、このBlogで
伝えていければ・・と思っています。
CDも映画も。
映画は、見すぎて辛口なコメントばっかりですが、もっと純粋に
映画を見て、ご紹介できるようにならなければ・・と思います。
感性の窓をもっと開放せねば・・、とおすぎさんの特集を見て
反省しました。