「ナイロビの蜂」

yuko20602006-05-01


『非常に深い内容の映画です。』


※画像は映画「ナイロビの蜂」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


レイチェル・ワイズ演じるアフリカの太陽のように情熱的な妻テッサと、
レイフ・ファインズ演じるイギリスの庭園のように秩序正しい外交官の夫の
ジャスティン。
 愛し合っているからといって、相手のすべてを理解しているとは限らない。
ジャスティンの場合もそうだった。互いを尊重するという名目で、
テッサの人生を外から眺めていたジャスティンは、妻が死んで初めて
彼女に踏み込んでいく。
アフリカで横行する薬物実験、官僚と大手製薬会社との癒着、
それを告発するNGO
正義を信じ、巨悪に立ち向かおうとしたテッサの勇気ある行動を追い、
彼女の深い人間愛に触れ、彼女ともう一度、しかし今度は真実の恋に
落ちるジャスティン。
テッサの生き様を追うことにより、自分の身も危険にさらされる。
そして陰謀が渦巻く世界で、彼が最後にたどり着いたものは?


この映画を見る前に、映画のチラシを読んでから見ればよかった!と
深く、深く反省しました。
私にはこの映画が社会問題を提起する映画としてしか見れなかったけど、
主題が深いものだったんですね。
もちろん、社会問題を提起する映画でもあったのですが、「愛」という
ものを深く考えさせる映画・・でもあったようで、とても深いです。
「愛」といっても、レイチェル・ワイズが演じるテッサが投げかけたのは
「人類愛」と「夫婦愛」の両方。
正義に立ち向かっていったのは、1人でも多くの人を、安い命として
扱われているアフリカの人々を救おうとした「人類愛」
そして、自分が抱えている仕事に関して夫に相談しなかったことに
よって、夫を守ろうとした「夫婦愛」の両方。
すごく、深い映画でした。
この主題を捕らえられていたら、もう少し深く映画を見て感動できたな・・と
非常に後悔しております。
私のこの日記を読んでからこの映画を見て、この映画を深く感じることが
出来る人がいたら嬉しいな。
5/13〜公開なので、ぜひ見てくださいね。
映画の中に出てくるアフリカの壮大な自然も結構見ものですし。