「State of Mind」 Raul Midon

yuko20602006-04-02



やっと、このシリーズも30枚目まで来ました。
さて、今日はこのシリーズの29でご紹介したNate James
CDと共に購入したこの作品をご紹介します。


このCDもNate Jamesと同じ日に某CDショップの試聴器で
聞いて「おお!」と思い、後日山野楽器のダブルポイントデーで
購入した作品です。
彼のことを少しご紹介しましょう。
このCDのライナーノーツに書かれていることをそのまま
触れようと思いますが、ニューメキシコアフリカ系アメリカ人
お母さんとアルゼンチン人のお父さんの間に生まれ、未熟児
だったため保育器に入れられたのですが、目を覆わずに
保育器に入れられてしまったため、盲目になったそうです。
この後、お母さんは双子の兄弟を残してこの世を去り、
プロ・ダンサーのお父さんに育てられたそうです。
5歳の頃にはコンガなどパーカッション楽器を父親と一緒に
何時間もプレーするほど音楽にのめりこんでいたそうです。
2002年に活動拠点をNYに移し、そこから着実にキャリアを
重ねて行ったようです。



1曲目からアコースティックギターを打ち鳴らすような
弾き方で歌っており、まず、そこからCDに惹かれていきます。
「カッコイイーーー!」と私はこの1曲目でやられました。
そして、CD全体的に、打ち込みサウンドを使っておらず
とても音がシンプルで暖かい感じがしていいです。
何度も聞いていくうちに「誰かに声が似てるなぁ〜」と
思っていたのですが、平井堅と声の感じが似ていますね。
平井堅が好きな人は、このアルバム、結構はまるかも?
そして、コブシ・・・途中の曲でこれが出てきちゃうから思わず
うなっちゃいます。
いやぁ〜、すごい実力のあるボーカリストが出てきましたねぇ。
第二のStevie Wonderというか、Ray Charlsというのか。
目が見えないことをものともせず、自分の存在感をこれだけ
音楽に出している彼はすばらしいです。
ジェフ・ベックやクインシー・ジョーンズ、Stevie Wonder
大絶賛しているというのがよく分かります。
ダマされたと思って、このCDをぜひ聞いてみてくださいね。
かなりイチ押しです。




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