綴り字のシーズン

yuko20602005-12-24



『主人公イライザ役のフローラ・クロスが超カワイイです』



※画像は映画「綴り字のシーズン」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


フローラ・クロス演じる11歳の少女イライザ・ナウマン
自分がちょっと変わっているなんて思いもよらないことだった。
彼女の最愛の父親でリチャード・ギア演じる大学教授のソールは、
才能のある兄アーロンを溺愛している。
ジュリエット・ビノシュ演じる科学者の母親ミリアムは、
仕事のことで頭の中がいっぱいのようだ。


スペリング・コンテスト―それは、イライザが平凡な
女の子であることを証明するはずだった。
校内大会で優勝したイライザは、全米大会へ向かって
どんどん勝ち進んでいく。
幼い娘イライザは父の期待を一身に集める優秀な
兄アーロンに引け目を感じていたが、イライザが
スペリング・コンテストで才能を開花させて以来、
その立場は逆転する。そのマジカルな才能に
夢中になる父全米大会へと勝ち進んで行く娘の能力に
夢中になり、妻ミリアムの不安など知る由もない。
イライザが完璧な言葉を綴るたびに、完璧だったはずの家族の
関係がほころびていく。
小さなイライザは、砕け散った家族を修復できる鍵を
自分が握っていることを知るのだが・・・



結構豪華な出演陣なので、なぜ全国ロードショーをしないのか
不思議だったのですが、ちょっと内容がわかりずらい上、
ものすごく深く感動したりする作品じゃないからなのかも
知れないですね。
イライザを演じていた子役のフローラ・クロス、とても
かわいらしいです。
でも、このまま大人になったとしても子役顔ではなくて
むしろセクシーな女優さんになりそうな感じ。
美人の条件である「厚い唇」を持ち、目がパッチリしていて
とにかくかわいい!!
演技も上手いし言うことないですねぇ。


ストーリーはとにかく淡々としていて、イライザが
スペリング・コンテストに勝ち進むことによって、家族が
バラバラになっていくのです。
そして、母親の子供の頃の両親を亡くした交通事故の時の
残像がきっかけで、実は心理状態がおかしくて、光るものを
盗んでいた・・・ということが分かってくるのです。
何とか自分の力で家族を元に戻そうとしているイライザが
痛々しいですね。


最後のシーンがとても分かりにくいんですが、どう解釈
すればいいのかちょっと謎です。
最後にスペルを間違えるのですが、わざと間違えたのか、
こういう言葉もある・・と言いたかったのか・・・。
とにかく、考えれば考えるほど謎が深まる映画でした。
哲学的な映画なのかもしれないなぁ。
小難しい映画好きな方にはオススメかもしれませんね。