イン・ハー・シューズ

yuko20602005-10-26



『最後にホロっと泣かされます。』


※画像は映画「イン・ハー・シューズ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


キャメロン・ディアス演じるマギーの毎日は、浮かれた
パーティみたいにふわふわしている。ゴージャスなルックス、
でも無責任で定職もお金もない。
トニー・コレット演じる姉のローズは、成功した弁護士。
素敵な靴をクローゼットにたくさん持っているけれど、
堅物で恋はいつもうまくいかない。小さいころに母を
亡くしたふたりは最良の友達でもあり、やっかいな
存在でもある。
ある日、決定的な事件を引き起こしたマギーは、ローズと
大喧嘩して居候していた彼女の部屋から追い出されてしまう。
ついに居場所をなくしてしまったマギーには、夢を叶えたくても
叶えられない問題があった。
でも、偶然、自分に祖母がいることを知ったマギーは、
シャーリー・マクレーン演じるフロリダに住む祖母エラを
訪ねて旅に出る。
孫娘の突然の訪問に喜ぶのもつかの間、マギーの奔放さに
辟易したエマは、彼女を老人たちの施設で働かせることに。
そこでマギーは、新たな自分を発見していく・・・。


今回はちょっと甘めに評価しております。
気分は★3つと3/4というところですが。
映画は1時間51分。
正直、ラストのストーリーの山場に行くまでがちょっと
長く感じて、途中で飽き飽きしてくる部分もありました。
でも、その長く感じる部分が、ラストシーンに向かうのに
やはり、必要なんですね。
ちょっと飽きてしまうかもしれないですが、そこは
ちょっとだけガマンして見ていくといいと思います。


前半のキャメロン・ディアス演じるマギーはあまりに
無責任で自由奔放すぎて、ちょっと見ていてこんな人が
周りにいたら相当イライラしそう・・・と思ってしまう
程なんです。
そして、トニー・コレット演じる姉のローズは、本当に
堅物なんだけど、少し恋愛に臆病でイライラしてしまう
女性ですね。
お互いが持っているコンプレックスが、相反するもので、
相手が持っているという姉妹なので、とても対照的
なのですが、それが映画の中でいいスパイスになっています。
なかなか、仲直りが出来ないのですが、最後の最後に
ホロっと2人が見ている人を泣かせます。
こんなお姉さんや妹がいたら、どんなにいいだろう〜と
羨ましくなるような映画ですね。
女性が見たら、共感できる映画ではないかしら。
11/12〜公開とのことなので、ぜひ、女性の皆さんは
この映画を見て、ちょっとだけ涙して、元気になりましょう。