「コープス・ブライド」

『CMよりエグくなくて、純粋に楽しめます』

※画像は映画「コープス・ブライド」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。

舞台は19世紀のヨーロッパ。
成金一家の息子ビクターは、没落貴族の娘
ビクトリアとの結婚を控えていた。双方の両親が、
相手の“カネ”と“家柄”に惹かれていたからだ。
まるで政略結婚そのもの。とはいえ、結婚式前夜に
はじめて顔を合わせた2人は互いに惹かれ始める。

内気なビクターは緊張のあまり式のリハーサルを
うまくこなせず、森の中で1人「誓いの言葉」を
練習することになる。
そして誓いの言葉とともに、小枝（と思われたもの）に
指輪をはめた。
それが、死体の花嫁＝コープス ブライドの細い指
だとは知らずにその行為が誤って、指輪をはめて
しまったことにより墓の下で眠るコープス・ブライド
への求愛と受け取られ、彼は死者と結婚する
ハメに陥ってしまうのだ。

かくしてビクターは、地中深くの死者の世界に
連れ去られてしまう。
はたして、ビクターの運命はいかに？？

映画館の前宣伝で見ていた時は、かなり残酷そうな？
エグそうな印象だったのですが、全然そんなことはなく
なかなか楽しい映画でした。
主人公のビクターが死者の世界に連れ去られてしまう
のですが、その死者の世界も明るく楽しく描かれていて
なかなかいい感じでした。
小さすぎる子供に見せるのはちょっと怖がられそう
ですが、小学生くらいなら、大丈夫そうな映画です。
人形で全編作られていますが、動きが結構ななめらかで
違和感がないですねぇ。
ストーリーも「こんなのあり？」みたいなちょっと
茶目っ気のある部分もありつつ、最後はいい感じに
まとまっているので、面白かったです。
映画自体も77分と言うことで短めですし、飽きずに
見られていい作品だと思いますよ。