TRY-TONE@BLUES ALLEY JAPAN


昨夜はTRY-TONE(以下TT)という、混声アカペラ
グループのライブを見に行ってきました。
前に、「私のヘビーリスニングシリーズ」で彼らの
CDをご紹介しております。
↓↓↓
http://d.hatena.ne.jp/yuko2060/20050321


久し振りのBAJのライブだったのですが、2daysという
こともあったせいか?お客さんが8割弱と言うことで
とても持ったえない感じでした。
でも、そんなことを感じさせないくらいライブがとても
盛り上がったので、とても楽しいライブでした。
いつもライブは、前半がちょっとJAZZYでしっとりめ、
後半がコミックバンド?という感じなんですが
今回もそうでした。
毎回2曲目に「TRY-TONEがやってきた!」という
メンバー紹介の曲をやるのですが、今回はなかったので
「あれれ・・・」という感じでしたね。
まぁ、それもたまにはやらないでそのまま行く・・という
Styleもアリなのかな。
前半は、JAZZのスタンダードから、カバー、日本の歌
などが多かったです。
韓国映画の曲のカバーなども演奏されましたねぇ。
印象に残ったのは、Stevie Wonderの新譜に入っていた
曲のカバーでした。
実は、まだ、CDを買っていなかったのですが、買ったら
オリジナルに忠実に、かつTTらしくカバーされていて
とってもよかったです。
リーダーの多胡さんが、かなりのStevie Wonder好きの
ようで、何曲か取り上げられていますが、いつも
オリジナルの雰囲気を壊すことなく、それでいて
TTの持つハーモニーバランスの良さを武器に、TTらしい
アレンジに変えているところが私は好きです。
3/21のBlogでご紹介したときも、「マイ・シェリー・アモー」
が気に入った・・・とか確か書いた気が??


2部は、笑いあり、会場全体のコーラスありで、なかなか
盛り上がって面白かったです。
愛香さんのMCでだいたい2部は始まるのですが、天然ボケな
感じがいつも笑えるんですよねぇ。
特に良かったのが青木さんのアレンジの「おさるの籠や」が
「Funky Monkey Taxi」というFunkyなアレンジになっていたこと。
これが、笑える上になかなかFunkyなアレンジになっていて
インパクトに残りましたねぇ。
あと、いつもライブの最後に歌う、TTのオリジナル曲
「アカペラでゆこう」
この曲大好きなんですが、皆で歌ったのがとても
気持ちよかったです。
私も、TTのライブが結構久し振りだったので、
1人で行ったのですが、会場で一体感を感じながら
歌えてとてもよかったです。


アンコールには、Gospellersの酒井さんが遊びに来ていたので
1曲一緒に歌っていました。
嘉一郎さんが、実は早稲田で同じサークルだった頃、酒井さんの
ボイパを聞いて衝撃を受けて、あこがれていた・・と言う話を
聞いて、ビックリでした。
2人のボイパのタイプが全然違うので、聞き比べるのも
面白かったですねぇ。
酒井さんはR&Bっぽい感じで、DJブースとかそういう感じの
リズムとか音が中心だし、嘉一郎さんのは、ドラムセットが
中心で、JAZZYな感じもするし、正統派な感じもするし。
それを聞き比べるのも面白かったです。


実は、TTは私の勝手な思い込みかもしれないですが、
今、日本で彼らの右に出るアカペラグループはいないと
思います。
「ホントに5人でやってるの?」というハーモニーを作りだすし、
アレンジが上手いですし、何でもやりますしねぇ。
ぜひ、お近くで見る機会があったら彼らのライブに足を運んで
見てくださいねぇ。