「ルパン」

yuko20602005-09-02



『怪盗ルパンの誕生秘話。
 ミステリー好きな人は必見かも。』


※画像は映画「ルパン」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


舞台は1884年
巧妙な盗人テオフラスト・ルパンを父に、
ドルー・スービーズ公爵夫人の妹アンリエット・ダンドレジー
を母に持つアルセーヌ・ルパンは、ドルー・スービーズ公爵の
城館で、謎めいた絵画やフランス王家から伝わる見事な
財宝に囲まれて育った。
ある日、泥棒である父の指示で、公爵夫人が所有する
マリー・アントワネットの首飾り」を盗み出すが、翌朝、
父は死体で発見された。
15年後、怪盗となったアルセーヌ・ルパンは、王家の財宝の
ありかを示す十字架の話を耳にする。
財宝を狙う名士たちは、やはり十字架を探していた
カリオストロ夫人を死刑にしようとするが、ルパンは夫人を救出し、
2人はすぐに恋に落ちる。
しかし、輝くほどの美貌を持つ夫人には、隠された顔があった。


いやぁ〜、ハラハラドキドキ、ミステリアスなストーリー
ですねぇ。19世紀後半が舞台なんですが、本当のところ
実話なんじゃないか・・と思うほど、リアルな感じがしました。
主人公のアルセーヌ・ルパンは怪盗2世なんですかね。
お父さんも話の中で出てきます。
ここで書いてしまうと、面白くなくなるので書きませんが
お父さんの存在も大きいですね。
そして、息子がストーリーの最後に出てくるのですが、
その息子があの有名な「ルパン3世」ってことなんでしょうか。
うぅ〜ん、あまりルパンを読んでないのでその辺がわかりません。
ルパンが大好きな人は、この作品たまらないんだろうなぁ。


いろいろ、手品のようなシーンとか、魔術のようなシーンが
出てくるんですが、意外に本当に存在していたかも?なんて
思わせる感じで面白かったです。
また、主人公のアルセーヌが危機に何度も直面するのですが、
その危機の乗り越え方がとても賢くて、ありえそうな感じ
なので、とてもリアルな感じがしました。
出てくる衣装とか装飾品も豪華でなかなか見ごたえがありました。
19世紀後半という時代設定と、ルパンなどミステリー小説が
好きな方は必見な映画ではないかしら・・・。