「チャーリーとチョコレート工場」

yuko20602005-08-29



『映画を見る前にチョコレートを用意しましょう。
チョコレートが食べたくなりますよ♪』


※画像は映画「チャーリーとチョコレート工場」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。


フレディ・ハイモア演じる主人公チャーリー・バケットは、
チョコレート工場のそばの小さな粗末な家で、両親
(ヘレナ・ボナム=カーター&ノア・テイラー)や
おじいさんおばあさんに囲まれ、貧しいながらも愛情を
一心に受けて暮らしていた。
彼が一日の最後に見るものは、窓の外の大きな工場。
チャーリーは、その工場の中を想像しながら眠りに落ちていく。
工場にはいつも従業員が出入りしている気配もないのに
不思議なことに、工場からはたくさんのチョコレートが作られ、
世界中へと運び出されているのだった。
その一風変わったチョコレート工場の経営者はジョニー・デップ
演じるウィリー・ウォンカ。
奇抜で斬新なアイディアを次々に生み出すお菓子の
天才発明家でもある。
世界でもっとも有名で、世界でもっとも謎めいている
ある日ウォンカのチョコレート・バーの中に隠された
金のチケットを見つけた5人の子供たちに
“チョコレートの秘密と魔法を明かす”と発表するが…。



原作は1964年に出版された“チャーリーとチョコレート工場
という児童図書ですね。
32ヶ国語に翻訳されているようです。
私も子供の頃に読んでますが、記憶があいまいでした。
図書館で借りて読んだはずです。
最後どうなるんだっけ??なんて思いながら映画見てました。
情けない。。。
でも、子供の頃は好きだった本です。


チャーリーを除く4人の子供達は一癖も二癖もある
子供達で、映画を見ながら「現代にはこういう子供達
結構多そう」って思ってしまいました。
見ていて、本を書かれた時代よりも今の方がこういう
可愛げのない子供が多い気がしますけどね。
1人は食べ物が大好きな頭が空っぽな男の子。
1人は気が強くて、武道に長けていていつも優勝しているので
天狗になっている女の子。
1人は金持ちで何でも両親に言えば手に入ると思っている
わがままでイヤミな女の子。
1人はゲームの世界が大好きで理屈ばかりで子供らしさも
夢もない男の子。


彼らはチョコレート工場を見学するなかで、ウォンカや
親の言うことを聞かず、自分勝手なことをして、結局
ワナにはまったりしてしまいます。
このお話って、その自分勝手な子供達を見て、大人の
言うことはちゃんと聞かないと、悪いことが起こるよ・・と
本当に分かりやすく教えている本ですよね。
そして、その上で、チャーリーの純粋な心が大きなチャンスを
つかむ・・・というステキなストーリーですね。


今まで、「チョコレート工場を再現するのがムリ」と言われて
なかなか、実写できなかったみたいですが、時代の変化で
CG技術の発達でこの映画も実写化されて、夢を与える作品に
出来上がっていて本当にいい映画に仕上がってます。
今は、Amzon.comでもこの原作本が売り切れで手に入らない
らしいのですが、もう少ししたら本も改めて読み直したいです。
私も楽しくてもう1度見たいと思ってしまいました。
私だけじゃなくて、どうやら他に試写会などで既に見た人も
「もう1回見たい」っていう人が多いようです。
童心に帰りたい人、お菓子の甘い世界で夢を見たい人など、
是非、この映画を見てくださいね(^^)