「do your own thing」 James Taylor Quart

yuko20602005-08-02



ついに・・・Acid JazzのCDを紹介することになるとは。
どのCDから書くか迷ったのですが、このCDから行っちゃいましょう。


まずは私とAcid Jazzとの出会いから。
10年近く前、大学生だった私は7ヶ月ほどイギリスで生活
していました。その時、この私のヘビーリスニングシリーズの1で
ご紹介したDave GrusinのCDに出会った後で、貪るように
いろんな音楽を手当たり次第聴いていた時期なのですが。
なんせ、今みたいにインターネットもなければ、日本との
やりとりももっぱら【手紙】か【電話】という時期で、
海外にいればなかなか今のように容易に情報を得られなかった
時期でした。
そこで、私はいいなぁ〜と思った音楽を聴いたら、お店とか
だったら、誰のCDをかけているか教えてもらってCDを買っていたんです。
もちろん、CDやさんの試聴機とかも活用してましたが。
ちなみに、イギリスではHMVなどのショップではどうか分かりませんが
町のCD屋さんなら、試聴機にないCDは開けて試聴させてくれます。


ある日、友人達と飲みに行った住んでいた近くのバーで
かかっていた音楽がAcid Jazzだったんですが、あまりの
カッコよさに衝撃を受け、早速かかっていたCDが誰のものか
聞いて見ると、ここのバーテンのお兄さんが、大のAcid Jazz
好きで、3枚ほどCDを薦めてくれました。


このCDは、そのオススメしてくれたCDではなかったのですが、
その直後に大学生協のようなホールにライブに来たバンドが
James Taylor Quartet(=J.T.Q.)だった・・ということで、
私にとって最初に生で聞いたAcid Jazzバンドだったということで、
このCDをご紹介したいと思います。
前フリが長くてすいません。
その、前述のバーテンのお兄さんが教えてくれたCDは
後日また、ご紹介します。



で・・実はこのCD。
報道ステーションを見ていらっしゃる方は絶対に聞いた
ことがある曲が入っています。
スポーツコーナーで流れているあの曲!
実はこのJ.T.Q.の曲なんですよ。
このCDの4曲目に収録されている「j.t.q. theme」という
曲が、あの軽快なスポーツコーナーのテーマ曲なんです。
この曲を報道ステーションの初回の放送のスポーツコーナーで
聞いた時は、ひっくり返りそうになりました。
「ずいぶん、マニアックな曲を使うなぁ〜」と。
でも、よーーく聞いていると、どうやら報道ステーション
Staffさんの中にこのJ.T.Q.のFanの方がいらっしゃるようで、
他にも数曲、何度か別のアルバムの曲がかかっています。


J.T.Q.はハモンドオルガンの、James Taylorと、
弟のギター担当のDavid Taylor、SaxのJohn Willmottの
3人のようなのですが、現在はメンバーが変わっているかも
しれません。
打ち込み・・・って感じではないですね。
Popで、とってもFunkyで、ちょっとSoulfulでとても聞きやすい
アルバムです。
昼間のドライブ向きのアルバムでもありますね。
何曲かボーカル入りの曲が入っているのですが、そのボーカルの
声が、これまたいい声で、聞きほれてしまいます。
途中8曲目の「samba for bill & ben」のようなちょっと
リゾートに行きたくなるような曲も挟みつつ、全般的には
Jazz Funkに仕上がっています。
音源がちょっと古い感じなのですが、Jazzyで Funkyな音楽が
大好きな人にはオススメの1枚ですよ。




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