「Meu Tempo E Hoje」 Paulinho Da Viola
あるフリーペーパーのコメントに惹かれて
「買ってみようかなぁ」と思い購入したCDです。
試聴もしないのにかなり衝動買いしてしまったのに
これが、かなり大当たりでした(^^)
そのフリーペーパーの紹介にはこんなことが書いてありました。
「サンバの『ノリ』とショーロの『繊細さ』というそれぞれの
最良のエッセンスを併せ持つサウンドが魅力の
"サンバの貴公子"こと、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ・・・」
このコメントに惹かれて購入してしまいました。
運命の出会いというのでしょうか・・・？？
普段なら、試聴機でチェックしてからCDを買うんですが、このCDだけは
そんなことがなかったのが、今思えば不思議です。
このCDは2003年にブラジルで公開され大反響を呼んだ
彼の日常を追ったドキュメンタリーフィルムのサウンドトラック
なんだそうです。
彼の大らかで温かな歌声とやさしいギターに、夕暮れ時の
ブラジルのビーチに誘われた気分になります。
哀愁とやさしさ、温かさを感じます。
CDに収められているサンバは、とてもゴキゲンです。
また、ボサノバっぽい落ち着いた曲も、彼の大らかな声に合っていて
これがまたいい感じです。
あと、アコースティックの楽器のみで曲が演奏されていて、
音にムダがないです。
その打ち込みや、電子楽器が一切使われておらず、
アコースティック楽器の織り成すアンサンブルが
ちょっと懐かしさもかもし出していてなかなか良いです。
「せーーの！」という掛け声で一発録りしているかのような
雰囲気もあります。
アナログで録音されている雰囲気がありますね。
それが、また、音楽のシンプルさにとてもマッチしています。
アンサンブルをよーーく聞いてみると、合っていないところも
あったりするんですが、それはそれで味わいのある曲となっています。
CD自体も40分ほどしかなくて、16曲ほど収められていますが、
どれもそれほど長くなくて、「もうちょっと聞きたいなぁ〜」と
思ってしまう感じです。
これから暑くなるので、こんな音楽と共に過ごしてみてはいかがですか？
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