「Rejoice」 GENAI
気づいたら、この「私のヘビーリスニング」シリーズ
1ヶ月も書いてなかったんですねぇ。
今月は試写会が少ないので、このシリーズを少し
書いて行こうと思います。
暑くなってきましたね。
個人的に夏になると聞きたくなるアルバムを
ご紹介します。
GENAI(ジェナイ)とはジョージ・デュークの秘蔵ッ子である
ホノバー・ウェイデンと、ロビー・ダンジーの
ハワイ在住のユニットです。
ホノバー・ウェイデンがギター、キーボードなどなどを
担当していますね。
このアルバムが3枚目で2枚目まではダブルボーカルの形を
取っていたようなのですが、このアルバムからロビー・ダンジー
のみになったようです。
私はこのアルバムでGENAIに出会ったので、それまでのGENAIを
全く知らないし、2人だけのユニットという形が当たり前の
ように思っているのですが、1stから知っている人にとって
もう一人のボーカリストがメインボーカルだったようで、
彼女あってのGENAIというイメージが強く、従来のFanは
このアルバムから離れてしまったと言う話も聞いています。
私はこのアルバムにCD屋さん(多分御用達の山野楽器?)の
試聴機で出会ったのですが、この中の皆さんご存知
「Can't Take My Eyes Off Of You」(=君の瞳に恋してる)
のアレンジがとても気に入って購入したアルバムです。
まさに「常夏の匂いがするアルバム」。
暑い夏を涼しくしてくれる、まさにハワイの匂いがするPOPな
曲たちばかりです。
ほとんどがカバー曲なのですが、その選曲も粒ぞろいで、
ハワイの持つ少しのんびりした空気感が織り交ぜられていて、
とても心地がいいです。
前述の「Can't Take My Eyes Off Of You」、
Swing Out Sisterの「Break Out」、
ロバータ・フラッグの「Feel Like Makin' Love」などなど。
カバー曲もホノバー・ウェイデンのセンスのよさを感じさせます。
「打ち込み」が多いのが、少し残念な感じなのですが、
ロビーの声はとても涼やかで、それがこのユニットの武器と
なっていると思います。
うだるような暑さの日に聞くと、少しは涼しく感じられる
アルバムです。
POPで、かつちょっとJAZZYで聞きやすいアルバムなので、
夏のドライブのお供にオススメです。
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