「星になった少年〜Shining Boy & Little Randy」

yuko20602005-07-11



『主人公の夢を追う姿に純粋に感動できます。』



※画像は映画
星になった少年〜Shining Boy & Little Randy」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



柳楽優弥演じる小川哲夢は、家族思いの優しい少年だったが、
動物プロダクションを経営する両親の不和や小学校での
いじめにあい、内にこもりがちな少年だった。
しかし、両親が経営する動物園にある時ゾウがやってくる。
ゾウとの出会い、ゾウの神秘的な力に触れ次第に心を開いてゆく。
彼は自分の置かれた環境と天賦の才から、ゾウの言葉を理解
できるほどゾウを扱う資質にめぐまれていた。
そして、日本人初の少年ゾウ使いをめざし小学校を出てすぐ
タイのゾウ訓練センターへ留学する。
言葉もわからない異国の地で、周りの生徒達にいじめられたり
なかなか、ゾウとコミュニケーションが取れず苦悩するが、
人一倍の努力で言葉を覚え、一人前のゾウ使いとして、
また、少年から青年へとたくましく成長していく。
帰国した彼は、「日本中のゾウを幸せにする」
「ゾウたちの楽園を作る」と宣言し日本人初の
ゾウ使いとして活躍し始めるのだが・・・



私の地元市原のお話と言うことで、これは見なきゃ!と
期待していました。
純粋に泣けたのですが「もう1回!!」というほどの
突き刺さり具合ではなかったのでちょっと辛口で★4つに
してみました。



ストーリーは実話で、主人公哲夢くんは交通事故で
20歳で亡くなってしまいます。
Baseとなった本がありますが、哲夢くんが死んだ後
お母様が書いたそうです。
哲夢くんの夢にタダひたすらに向かう姿が心惹かれますね。
本当に心やさしくて、動物が大好きで、ゾウを幸せに
したいという一心だったようです。
ゾウ使いの話を聞いて、「タイに行く」と決心して
言葉の壁や食文化の違いなど苦難を乗り越えて、
周りのゾウ使い学校の生徒たちにも認められるような
一人前のゾウ使いになって帰ってくるところなどが
すごいですね。
哲夢くんの夢にひたすらに向かう姿を是非、たくさんの
人。。とくに子供達に見て欲しい映画だなぁ・・・という
感じでしたね。
試写会でもエンドロールが流れてもほとんど立つ人がいなくて
最後には拍手が起こっていましたよ。
なかなか、試写会で最後に拍手が自然に起こる映画って
それほど多くないですからね。



柳楽優弥くんは、普段はとても目立たない少年らしいのですが、
この映画では存在感を放っていましたね。
この映画のために3ヶ月タイのゾウ使いの学校に行って
ゾウ使いになる訓練を受けたそうです。
そして、タイ語も少し話せるようになったとの事。
また、最後には「本当にゾウ使いになりたいと思った」という
くらい役に入り込んだとか。
これからが楽しみな本当にすごい役者さんですね。