「アルフィー」

yuko20602005-06-28



『うわべだけの恋愛は、やがて自分の身も滅ぼす・・・』



※画像は映画「アルフィー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



舞台はニューヨーク、マンハッタン。
ジュード・ロウ演じるアルフィー・エルキンスは、極上の女性たちとの
出会いを求めてイギリスからニューヨークにやってきたハンサムで
おしゃれで奔放な生活を楽しむプレィボーイ。
彼はリムジン運転手をしながら、いつか大富豪の令嬢と
恋に落ちることを夢見て、女性とみれば手当たり次第に愛嬌を振りまき、
成り上がりのチャンスを狙っている天性のプレイボーイだ。
しかし恋をゲームのように操る彼の前に意外な運命が待ち受けるのだった・・・。



この映画は1966年に上映された同名の映画のリメイクのようですね。
そして、JAZZではよく取り上げられてさまざまな人がカバーしている
バート・バカラックの名曲「Alfee」もこの映画の音楽だったようですね。
このレビューを書くために、ネットで調べてしまいました(^^;
最初の作品の方もStylishでオシャレな作品だったようですが、
大幅にストーリーが変わっていて、現代風にアレンジしてあるようです。
大元の映画のほうは主人公はロンドンで住んでいて職を転々としていたり、
結核で入院したり・・・ということがありますが、この映画ではずっと
リムジン会社で働いていますし、舞台はニューヨークなので、大幅に
変わっているみたいですね。
根本的に訴えたいことは一緒なんでしょうけど、別の映画として
捕らえた方が良さそうな感じです。



ジュード・ロウが自分の人生について解説をしながら話が進んで
いくのですが、内容がちょっと哲学的というのか?終わり方が、かなり
むなしい感じでしたね。
プレーボーイで、本当の愛に出会うのを恐れているというか。
それがゆえに実は本当に自分の心を許せる友達や恋人が居ない・・という。
恋愛術には長けていても、本当の愛にはめぐりあえない、そんな
ストーリーでした。
ジュード・ロウのプレイボーイぶりが、いい男だからハマっているというか、
それを見ているだけでも楽しい映画でした。
ジュード・ロウのファッションとかインテリアとかそういうのを見るだけでも
楽しめる映画ですね。
でも、ストーリー的にどうしても映画館で・・というほどではなかったので
★3つにしてみました。
でも、この映画を見ると「うわべだけの恋愛は、結局何も残らない」って
ことがよく分かりますよ。もしかしたら、ドキっとする人がいるかも
しれないですね。