「マラソン」

yuko20602005-06-09



※画像は映画「マラソン」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



20歳の青年・チョウォンは自閉症の障害を抱えており、
5歳児程度の知能しかない。
コミュニケーション能力に欠けている彼に社会生活は難しく、
母親のキョンスクは常チョウォンから常に目が離せず、世話をしている。
母親のキョンスクの願いは「息子より一日だけ長生きすること」
キョンスクはチョウォンが走っている間だけは、楽しそうに
していることに気づく。
そして、チョウォンがハーフマラソンではなんと3位に入賞する。
その成績を見て、キョンスクはチョウォンをフルマラソンに挑戦
させたいと考え、かつて名ランナーとして知られたチョンウクに
コーチを頼み、42.195キロのフルマラソンに向けトレーニングを
開始した。
しかし、熱心な母の姿を見て彼は言う。「チョウォンにマラソン
させるのは、母親の“エゴ”ではないのか」と。
そして、母親の気持ちが揺れ動くこととなる。



この映画は実話なんだそうです。
前評判から韓国では8週間で500万人を動員したという感動作
だというので、結構泣けるかなぁ〜とは思ったのですが、それほど
泣けませんでしたね。
ただ、とても考えさせられる作品でしたね。
自閉症・・・とは、見たり聞いたりすることを普通の人と同じように
理解できないし、感情表現が出来なかったり相手の気持ちを汲み取る
のが苦手だったりする障害です。
そんな障害を持った息子に対して、そのことがなかなか受け入れられない
母親が居るんですね。
どうしても過保護になってしまったりしているんですよ。
この映画を見ながら、もしも自分が同じような状況だったら、
きちんと育てられるのだろうか、そういう障害に対して
きちんと理解を示せるのだろうか・・と考えてしまいましたね。
でも、主人公のチョウォンが本当に走ることが好きで、生き生き
している様子がとてもよかったです。



多分、私の場合周りの目が気になってあまり映画館では泣けない
方なのでもしかしたら、他の人が見たら泣ける作品なのかもしれません。
ちょっと考えさせられる映画なので、ぜひ見てください