「クローサー」

※画像は映画「クローサー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
＜★の基準＞
★：時間と金返せ！
★★：レンタルDVD（ビデオ）で十分です。
★★★：まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★：お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★：超〜最高！オススメ！！もう１回スクリーンで見たい！
という基準で評価してます。

通勤者であふれる朝のロンドン。
新聞記者のジュード・ロウ演じるダンは、車と接触事故を起こした
女性を助ける。
その女性は、赤い髪をしたナタリー・ポートマン
演じるニューヨークでストリッパーをしていたアリス。
アリスはその日ロンドンに着いたばかりだった。
恋人と別れたばかりで、ロンドンに遊びにきたと言う。
2人は恋に落ち、アリスとダンは同棲生活を始める。
1年後、ダンは、アリスのそれまでの人生をもとに小説を書き、
その処女小説に掲載される写真を出版をジュリア・ロバーツ演じる
女性写真家アンナに撮影してもらうが、ダンは、その場でアンナに
一目惚れし、口説き落とそうとする。しかしアンナは恋人のいるダンを
拒むが、アンナもダンに惹かれていく。
一方、ダンの心の揺れはアリスに見抜かれていた。
また、アンナはダンの悪ふざけがもとで、クライヴ・オーウェン演じる
医師のラリーと出会い、結婚することとなる。
それぞれの愛は、やがて運命的に交錯してゆく。

かなり、出演者も豪華で期待していたんですが、期待していたほどの
作品ではなかったですねぇ。かなり恋愛模様がグチャグチャですし、
男性陣がやられたら、やりかえす・・みたいな感じですしね。
ラブ・ストーリーとしては、このグチャグチャな感じは今までにない
タイプなので、それはそれで楽しめるかな。
この、豪華な出演陣の誰かを見に行くとか、4人の競演を楽しむ・・・と
いうスタンスで見に行った方が楽しめる映画かもしれないですねぇ。
4人が主人公って感じの作品で、あえて4人のうちの誰がメインか？と
聞かれると、ジュード・ロウかもしれないです。
それぞれの見せ場があって、絡み合っているので。

ロンドンの街並みや、出てくるインテリアなどなどは、なかなか
見ていてオシャレでさすがーーという印象でした。
私は大のナタリー・ポートマンのFanで、彼女を見たくてこの作品を
楽しみにしておりました。
かなり、今までとは違ってストリッパーというスレた役柄でしたが
それでも、さすが！演技派という感じでした。
ピンクのカツラを被っていましたが、可愛かったなぁ。
どんな役を演じても、彼女らしいカワイらしさを失わずにこなすところが
大好きです。
ジュード・ロウも好きな俳優さんなんですが、ちょっと今回は
惨めな感じで・・・そんな役もスマートにこなしてしまうところがいいの
でしょうけどねぇ。