「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」

yuko20602005-04-25



※画像は映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
 のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



作家レモニー・スニケットが語るお話である。
発明好きのヴァイオレット、読書家のクラウス、噛むことが
大好きなサニーは、裕福なボードレール家の三姉弟妹。
そんな彼らがある日海辺で遊んでいるところに、悲しく
恐ろしい知らせが銀行の遺産管財人から届けられる。
自宅が火事になり、両親は焼け死んでしまったという。
身寄りのない3人はジム・キャリー演じる遠縁の親戚
オラフ伯爵に預けられることになる。
しかし、オラフ伯爵がとんでもない悪人で、3人は早々に
彼が自分たちの遺産を掠め取ろうとしているのに気づく。
3人は知恵と勇気で迫り来る危機を乗り越えていく。



正直、あまり期待していなかったのともっと惨いお話なのかと
思っていました。
CMでも「Happy Endな話が見たかったら見ないことだ」
という文句だったし。
でも、これはレモニー・スニケットという映画の中の小説家が、
3人の姉弟妹の物語を語る冒頭の部分で、このうたい文句に騙されると
「あれ?」という感じです。
私は騙されたクチです(苦笑)
このお話、いわゆるファンタジーなんです。
物語の作り方が逆転の発想と言うか。「最初から不幸が起こるよ!」と
言っておいて次々解決していくのです。
これも、かなりHitした小説がベースになって映画化されているらしいので
なかなか、おもしろかったです。
ジム・キャリーが特殊メイクに毎回数時間かかってから撮影していた
とのことで、かなり本人とは似つかぬ別人になっていたところが
すごいなぁ〜という感じです。
でも、今回のジム・キャリーの役は相当イヤらしくて、悪人です。
だからこそ、特殊メイクで本人と似つかない方がいいですね。
3人の不幸・ピンチを脱していく姿がよかったです。
このお話はファンタジーなので、子供も大人も楽しめるのではないかと
思います。そういう意味をこめて★4つつけました。
小説を読んだらもっとおもしろいのかもしれないですね。