常日頃、不思議に思うこと。


今日は私のつぶやきです。



私はよく、道で全く知らない人に話し掛けられることが多い。
「●●はどこですか」という道順を尋ねられることが多い。
どちらかと言うと、友達に言わせると「全くスキがない人間」らしい。
歩くのも速いし、道でナンパなんてほとんどされたことがない!!!
それなのに、何故か道を尋ねられることが多い。
話し掛けやすい雰囲気なのだろうか?
それとも、道順の説明が上手そうに見えるのだろうか。
いつも、いつも不思議でたまらない。
どうせなら、道順を尋ねられるより素敵な男性にナンパされるほうが
嬉しいのだが。。。(苦笑)



道を聞いてくるのに「すいません」と一言、謝ってから声をかけて
くれる人はいい。
突然「●●ってどこ?」と、赤の他人なのに敬語も使わずタメ口で
一言の断りもなく聞かれると、こちらもムっとしてしまう。
そういう失礼な感じなのは、だいたい図々しそうなオジさんとか、
オバさんとかが多い。明らかに私より年上なのは分かるが、赤の他人なので、
最低限の礼儀は尽くして欲しい。そういう人には申し訳ないが、
「横柄だな」「失礼だなぁ!」とムっとしてこちらも、かなり心のガードが
かかってしまうから、あまり親切丁寧には教えてあげられないことが多い。
こういうところが自分でも「心が狭いなぁ〜」と思ってしまうが、やっぱり
相手は、赤の他人だから、横柄な態度で来られれば、こっちだって
警戒心が生まれてしまう。
やっぱり、道を尋ねる時は知らない人なのだから、最低限
「すいません、道に迷ったのですが・・・」くらいの一言が欲しい。
あと、聞いた後、お礼の一言も言わないで立ち去るのも辞めて欲しい。
尋ねられている私だって、急いでいる時もあるわけだし、赤の他人の
ために貴重な時間を割いているのだから。



前に、新橋駅前で中国人らしき親子に、小走りしているのに引き止められた
ことがある。その時は結構急いでいたので正直かなり迷惑な話だった。
小走りしている私を見て「英語が出来そう」と思ったのだろうか。
愛宕山まで徒歩で行きたい」と言われたときはビックリ!
歩いたらかなりの距離だし、彼らはスーツケースなどを持っていたのだ。
「タクシーで行ったほうがいいよ、相当遠いし」と言ったんだけど「歩く」
と言って聞かない。しかも私はあまり愛宕山の方にはほとんど行かないから
詳しく説明が出来ない。途中まではおぼろげにわかるので、途中までの
のりを説明して「申し訳ないけどそこまでたどり着いたら誰かに聞いて!」
と言い別れた。
夏の暑い時だったので、あんな大荷物で20分以上よく歩くなぁ〜と思った。
タクシー代が惜しかったのだろう。



そして、2日前。これも新橋駅前でのことだ。
駅のビュープラザの前で旅行のパンフレットを探していた時のこと。
韓国人の男性に話し掛けられた。サラリーマンらしき男性で、
かなり礼儀正しかった。
年も私とそう、変わらない感じの清潔感のある男性だった。
ちゃんと「Excuse Me!」から会話が始まった。
「<中略>今から映画館に行きたいんだけど、近くにない?」と。
新橋に映画館があることはあるが、かなり古くてさびれた映画館しかない。
「銀座か有楽町にならあるけど・・・」
「歩いていきたいけど」と言われたけど、説明する自信がなかったし
ちょうど、電車の乗換えで有楽町まで行くつもりだったので
「これから電車で有楽町に行くけどついてくる?」と聞くと「そうする」と
いうので、一駅一緒に電車に乗り、有楽町マリオンの下まで案内して、
ここの映画館と向こう側に2つ映画館があるから・・・と教えて別れた。
私にとっては、久しぶりの生きた英会話のチャンスだったので、いろいろ
会話をした。日本に出張で来て、ビックサイトに展示会を見に行って
その日の夜は暇なので映画を見ようと思ったと言う。
翌日には、韓国に帰る、1泊2日の出張だと言っていた。
「日本で見たら、映画は1,800円もして高いけどいいの?」と聞くと、
「時間が余ってるからいい」と言っていた。
ちなみに日本は、世界一と言っていい程、映画料金が高い!!!
イギリスだと、1800円あればレートがよければ映画が4本くらい見れる。
今はレートが悪いから3本くらいかな。
韓国でも3本みておつりが来るらしい。
アメリカだったら4本は見れるのではないだろうか。
この、映画料金の高さ、本当に何とかして欲しい。
レディースデイなどのサービズデイで1000円でも世界の水準に比べて
まだまだ高いと思う。
大人料金6〜700円が妥当なのではないだろうか。




話が少しそれたので、戻すと。。。正直、道案内するのは下手な方だ。
地図とか書くのが大の苦手だし、自分は行けても人に説明するとなると
かなり自信がない。日本語で道順の説明が下手なのに、英語で説明なんて
もっと自信がなかった。
時間も少しあったし、ほんの少しの遠回りにしかならなかったので
近くまで連れて行ったほうが早い!と思い、有楽町マリオンまで
連れて行ってしまった。その韓国人の男性には「すごい親切な人だ!」と
感激されてしまったが、タダ単に、時間に余裕があったのと上手く
説明が伝わらなくて道に迷わせたら申し訳ないと思っただけだ。



そして、今日は仕事中に用事があってちょっと外出した。
また、事務所を出たすぐ交差点で信号待ちをしている時に道を聞かれた。
その人はとても人の良さそうなオバさんだった。
虎ノ門駅に行きたいんだけど」と。
急いでいなかったので、よーーく考えて1番わかりやすそうな道順で説明した。
その人は、別の人に道を聞いて迷って私の会社のそばまで来てしまったらしい。
今度こそ、私の説明で無事に迷わずにたどり着いていることを願う。


うぅ〜ん、私はどうも話し掛けやすいのか?
前に、もっとスゴイことがあった。数年前、母と広島を旅行中、
ガイドブックを広げている私に道を聞いてきた人が居る。
さすがに「この辺の人じゃないから分かりません」と言ったけど。
「ガイドブックを堂々と広げている、【いかにも旅行者】の私に道を
聞くなんてアホか!!」と正直思ってしまった。



正直、私にあまり道を聞かないほうがいい。
だって、道順の説明は決して上手くないから。そして、説明して
別れた後、その人が無事に迷わずたどり着けたかかなり気になってしまう。
そして、もし運悪く私に道を聞いてしまったらどうか、途中で別の人に
迷う前に必ず確認をして欲しいものです。