「ロング・エンゲージメント」

yuko20602005-02-23



※画像は映画「ロング・エンゲージメント」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。 
★★★★★が満点です。

アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督とアメリを演じた
が再び組んだ作品です。



時代は第一次大戦下のフランス、ブルターニュ地方。
純粋に惹かれ合うオドレイ・トトゥ演じるマチルドと恋人のマネクは、
誰が見てもお似合いの恋人同士だった。
マネクが戦争に召集されることで運命は2人を引き裂いてしまう。
戦場に旅立ったマネクの身を案じていたマチルドのもとにある日、
マネクの悲報がもたらされる。
軍法会議で死罪を宣告された彼が、ドイツ軍との前線である
<ビンゴ・クレピュスキュル>に、武器もなく置き去りにされたというのだ。
でも彼の最期を見届けた者はいない。



「マネクに何かあれば、私にはわかるはず」
自分だけの直感を信じ、不思議な愛の力に導かれるように、
マチルドはマネクを探す。
様々な偶然と出会いを重ね、やがて予期していなかった真実が
次々と浮かび上がるのだが・・・



まず、映画の始まりの戦闘シーンなどがかなりリアルで、戦争映画が
キライな私には心拍数が上がるようなシーン満載でした。
かなりエグいシーンがあったような気がします。
まぁ、もっとすごい戦争映画があるのでそれに比べればたいしたこと
ないと思うのですが。
そして、主人公のマチルドが「恋人が生きている」と信じて真実を
突き止めるために探偵を雇ったりして恋人を探すのですが、その様子が
ミステリータッチに描かれていて、ストーリー展開としてはかなり
おもしろい描き方だったと思います。
戦闘シーンを除けば、残りの映像もとてもキレイでしたし。
戦後の時代を上手く描いていたのではないかと思います。
しかし、相変わらずオドレイ・トトゥはちょっと「へんてこりんキャラ」で、
私個人の意見としては、「好きではない」キャラクター思います。
私は、「アメリ」も見たのですが、イマイチ共感できず、どうも
オドレイ・トトゥジャン=ピエール・ジュネ監督の世界観が好きでは
ないみたいです(苦笑)



巷では、結構評判がまぁまぁいいこの映画ですが、個人的にあまり好きでは
ないので★3つをつけました。
この映画に関しては私の感想を無視して、オドレイ・トトゥ
ジャン=ピエール・ジュネ監督が好きな方は素直に見たほうがいいと
思います。