「オペラ座の怪人」

yuko20602005-01-18

英題:The Phantom of the Opera
原題:Le Fantôme de l'Opéra




※画像は映画「オペラ座の怪人」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。 
★★★★★が満点です。



この映画はあの、ミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化
したものです。
ミュージカル「オペラ座の怪人」を書いたロイド・ウェイバー
氏本人が、製作・脚本を担当している。


時代は1919年から始まる。
廃墟となった「オペラ座」でオークションが開かれている。
そこに、老紳士ラウル・シャニュイ子爵と年老いたバレエ教師、
マダム・ジリーの姿があった。やがて、謎の惨劇に関わった
とされるシャンデリアが紹介されベールが取り払われると、
ふたりは悲劇の幕開けとなった1870年代当時へと一気に
引き戻される。
そして、あのCMで有名なすすと埃まみれの客席が一気に
よみがえるシーンから華やかなオペラ座の回想へ
つながっていく・・・


オペラ座では謎の怪人<ファントム>の仕業とされる奇怪な
事件がオペラ座の中で続発していた。
美しく若きオペラ歌手エミー・ロッサム演じるクリスティーヌは、
ファントムを、父親がなくなるとき、死の床で「音楽の天使を送る」
と約束してくれた「音楽の天使」だと信じて、オペラ座の下宿生
として音楽を教わり、プリマドンナ(=オペラの場合だと主役を
演じるソプラノ歌手です)へと成長する。
ある日、仮面の下に隠されたファントムの秘密を知る。
その一方で幼馴染みのパトリック・ウィルソン演じる青年貴族
ラウルに愛されながらも、心惹かれる一方で、孤独な魂と情熱を
持ったファントムにクリスティーヌは心を惹かれる。
そして、クリスティーヌの「音楽の天使」への思いが、数々の
奇怪な事件を引き起こすことになっていることに気づく。



主役3人は吹き替えナシで歌を歌っていると言う話で、かなり
レベルの高いミュージカルに仕上がっていました。
私はこの作品をミュージカルで見たことがないのであくまでも
想像としての意見ですが、ロイド・ウェイバー氏が作り上げた
このお話。恐らく舞台では表現しきれない部分が映像として
映画では表現出来たのではないかと思います。
ミュージカル映画は分かりにくい作品が多いですが、その中でも
この作品はよく出来ていたのではないかと思います。
「シカゴ」もミュージカルを映画にしていましたが、かなりよく
出来ていましたけど。
ミュージカルを美しい映像で見る・・と言う感覚でぜひこの映画を
たくさんの方に見ていただきたいです。
出来れば、音響のよい映画館で迫力を満喫していただくことを
オススメします。
私ももう1回、出来れば見たいです。


私は以前、この作品をロンドンでミュージカルシアターで見ようと
思ったのですが、当時、周りの人に「話が難しいから、日本語で
映画かビデオかミュージカルで1度見てから見た方がいい」と
言われて断念したのですが、今度はミュージカルの本場、
ブロード・ウェイかロンドンで見てみたいです(^^)