「キリクと魔女」

yuko20602005-01-15



※画像は映画「キリクと魔女」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。 
★★★★★が満点です。


昨日、有楽町のビックカメラの前を通ったら、DVDの
安売りをやっていたようです。
キリクと魔女」という文字が見えたので少し古い作品
ですが、感想を思い出して書いてみようと思います。

母の胎内から声が聞こえます。
「母さん、ぼくを生んで!」母親は驚くのですが、
静かに答えます。
「母さんのおなかの中で話す子は、自分ひとりで
生まれるのよ」
その言葉に、小さな男の子は自ら母親のお腹から
出てきて、「ぼくの名はキリクだ」 といいます。


キリクが生まれたアフリカの村は、魔女カラバの
恐ろしい呪いにかけられていました。
泉の水は涸れ、魔女を倒しに出掛けた男たちは
すべて魔女に食われ、村に残っているのは、女性と
子どもと老人だけ。
「どうして魔女カラバは意地悪なの?」
キリクは「どうして、なぜ?」を繰り返し、魔女
カバラの魔法に知恵で立ち向かい村を助けようとします。


アニメ映画が嫌いな方にはちょっと辛い映画かも
知れませんが、とっても良く出来ているお話だと
思います。
今の世の中は、間違っていることを言っている人に
周りがついてしまったら、そのまま従ってしまうところが
あるのではないかと思います。
特に・・・政治の世界や会社なんかその代表では?
間違っていることを「なぜ?どうして?」と疑問を
もつ心が大切だと言うことを、この映画では教えて
くれているような気がします。
そして、不可能なことにも知恵で立ち向かう勇気も
与えてくれる映画だと思いました。
ぜひ、この映画を見て欲しいですね。
スタジオジブリがこの映画を日本に持ってきたのが
よく分かります。