最高の人生をあなたと

yuko20602012-03-20

英題:Late Bloomers





『老いることを受け入れること、夫婦のつながり・・・
 でも最後はこれ以上ない素敵な関係を描いた作品でした。』




※画像は映画「最高の人生をあなたと」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!






イギリス人の母とイタリア人の父を持つメアリーは、建築家として
世界的な名声を博するアダムと、ロンドンの街で30年に及ぶ
結婚生活を送ってきた。
3人の子供たちはすでに独立し、孫にも恵まれたメアリーは、
突然彼女を襲う"記憶の空白"をきっかけに、夫婦の"老後"を
考えたとき、ふとした疑問が心に芽生える。
「私の人生って何?」
 高級ブランドのドレスを身にまとい、ゴージャスに着飾っても、
なぜか気分は晴れない。
若くて美しい娘たちと自分を、ついつい見比べてしまう。
そんな社会的な疎外感に囚われたメアリーと、若いスタッフとの
新プロジェクトに新たな情熱を燃やすアダム。
これまで円満だった夫婦の仲は、次第にギクシャクしてゆく。
果たして、メアリーはもう一度、女として大輪の花を咲かせる
ことができるだろうか?
そして、夫婦は離別の危機を回避することができるのか?



この映画、先月Bunkamura ル・シネマに「フラメンコ・フラメンコ」
を見に行ったときに、宣伝を見て、気になっていたので見に行きました。
今週、3/23(金)で終了、そしてこの映画にとっては「最後のレディースデイ」
ということで、見てきました。
そんなに期待していた映画ではなかったのですが、個人的にはかなり
好きなストーリーでした。


歳を取ったら、誰にでもあるんだろうな、自分の肉体年齢と本当に自分が
思っているギャップに気づくこと。
人は誰しも老いていくこと。。。
そんな時、パートナーと「老い」に対してどう、向き合っていくか、
どう素敵に年齢を重ねていくか、という1つの形を提起してくれた
映画の様な気がします。
メアリー役を演じていた「イザベラ・ロッセリーニ」がとっても素敵♪
もしかしたら、彼女がメアリーを演じていたから、この映画がとっても
輝いていたのかもしれないですけど、彼女みたいにきれいに歳を重ね
られたらなぁ〜なんて思いながら見てしまいました。
夫婦で「老い」について素直に向き合えず、別居生活までしてしまうのですが、
その別居生活によってお互いがお互いをいとおしく思うこと、最後に
2人がまた寄り添って人生を改めて始めようとすること・・・が
とっても素敵でした。
途中のストーリーはちょっとだけ笑えるシーンもあるので、楽しめます。
前半がちょっともう少し上手くストーリーを作ってくれていればいいな
と言う部分もありますが、映画全体としてはよかったです。
もう、映画は終了なので気になる方はDVDで見て下さい。




                                                                                          • -

<<お知らせ>>
人気Blogランキングに登録してみました。
よかったら、ポチっとクリックしていただけると嬉しいです。
人気ブログランキングへ