さすらいの女神(ディーバ)たち

yuko20602011-10-28

原題:Tournee
英題:On Tour





『前宣伝を見ていたときは「おもしろそう」とおもったけど
 実際は、期待していたほど面白い映画ではありませんでした・・・。』






※画像は映画「さすらいの女神(ディーバ)たち」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!






トラブルを起こし業界から干されてしまったプロデューサーのジョアキム。
子供も友人も恋人もすべてを捨ててアメリカに渡った彼は、数年後、
華麗なショーダンサーたちのグループ<ニュー・バーレスク>を引き連れ、
意気揚々と凱旋。
フランスの港町を巡業し、次々と観客を沸かせてゆく。
しかし、ジョアキムが再起を図るために夢見た、パリでの公演が決まらない。
昔のつてをたどり奔走するが、"過去"がそれを許さない。
焦りがつのり自暴自棄になってゆくジョアキム。
果たして、彼らの人生を賭けた<ツアー>はどこへたどり着くのか・・・。








この映画、夏にシネスイッチなどで前宣伝を見ていて、音楽も
カッコよさそうだし、ちょっと面白そうだな、と思って期待していました。
金曜日のレディースデイの割に、映画館がガラガラ。
評判もイマイチなのかな・・・と思って見ておりました。
一応、この映画、R18指定か何かになっていたはずなんですが、
40代〜50代くらいの女性たちが、女性たちを楽しませるための
ストリップショーをやるツアーをフランスで回るという設定なのですが
まぁ、そこまで「見ちゃまずい」感じの映像は無いです。
なので、そういう意味でのグロい映画だとか、そういうイメージは持たなくて
いいかな・・・。
私はちょっとコメディっぽい部分を期待していたのですが、意外と
ヒューマンドラマって感じでした。
出てくる、ストリッパー達はそれぞれの経歴があって、ちょっと落ちぶれた
人生だったりするのですが、自分を愛し、これが私!という芯を持っている
女性たちだったりします。
若干、あばずれっぽい感じもしますけど、見ていると「カッコイイ!」と
思える女性たちですね。
一方、プロデューサーのジョアキムは、結婚も失敗し、子供たちとは
離れ離れに過ごしている、そして、フランスのTV界で失敗してアメリカに
渡り、ショービジネスをやっているという。「落ちぶれた」人生で、
双方の運命がクロスして、一緒にタッグを組んでいるようです。
ストーリーはかなり淡々と進んでいくのですが、それぞれの立場の
気持ちや、ジョアキムの人生について、あまり上手く語られていないのと、
正直、ラストシーンに納得が行かなくて、★3つをつけました。
もうちょっと、何か持って行き方があったんじゃないかな?って。
でも、芸術の国?フランス映画ですからね。
「多くを語らない、あとは見ている人の想像で」という感じなのかな。
個人的には、ラストシーンに物足りなさを感じましたね。
音楽は、1950年代くらいの感じで、なかなかカッコよかったです。
まぁ、個人的にレディースデイで映画館がガラガラだったのもなんとなく
納得な作品だったかな(^^;







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