「グッド・ハーブ」

yuko20602011-08-17

原題:Las buenas hierbas
英題:The Good Herbs



『何を訴えたいのかちょっと分かり
 にくかったです・・・。』



※画像は映画「グッド・ハーブ」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




娘のダリアは、シングルマザーでコミュニティラジオのパーソナリティ。
息子(コスモ)の養育費は、母のララには内緒で、すでに母と別れて
いる父から援助してもらっていた。
コスモの父親であるルイスとは、結婚の形態をとらず、別々に暮らして
いるが、週末には子供を預かってもらい、一人で映画を観る余裕もある。
そして若者を誘ったりする自由も。
一方、母のララはメキシコでも有数のアステカ時代の薬草研究者
(民族植物学者)。
独立心が旺盛で、別れた夫とも娘とも、適度な距離を保ち、植物の研究を
続けていた。
そんなある日、ララは自宅の鍵がみつからない、と娘に言う。
夜、男が家の中をのぞいていた、とも。ダリアは心配になるが、クッキー
入れの中に入っていた鍵を見つける。単なる勘違いだと思われた言動
だったが、ララ自身が、その兆候に気づき、自らの研究の整理をダリアに
託したのち、検査を受ける。診断は、アルツハイマー認知症
 「誰かに依存する人にはなりたくない。
病人ばかりの寂しい場所に行くのもイヤ。幼稚園児のようなリハビリもイヤ。
荷物みたいに扱われたくない。誰にもそんなことを許さないで」とダリアに
告げる。




この映画、評判も上々とのことだったので、気になっていたので
レディースデイを利用して見に行ってきました。
うぅ〜ん・・・。
やはり、メキシコ、というのか南米映画と言うのか?ちょっと
ストーリーが入り組みすぎていて、よく分からないんですよね。
テーマとしては「親子の絆」のようなものなんでしょうけど、もう少し
脚本をしっかり練ってもらえるとよい作品なのかな、と思いました。
テーマがテーマだけに、ちょっともったえない感じがしました。
映画の中心になっている母・娘が、ハーブを育て、ハーブを
使って薬草療法をしているというのもあって、いろんなハーブが
ところどころ、挿絵のように出てきて、その効能が書かれていて
それをテーマに映画を描こうとしているようなのですが、いまいち
それも、効能に沿っていない部分もあって弱いんですよね。
だから、ホント、やろうとしていることはいい感じなのに
もったえない映画だな、と思いました。
母親がどんどん痴呆が進んでいって、娘のことも分からなくなり
手がかかって大変になっていくのだけど、その悲しさも描かれて
いて、そこはそこで、いい作品なんですけどね。
個人的には「DVDでいいかな」と思って★2つにしてみました。
惜しい、作品なんだよなぁ。





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