「キッズ・オールライト」

yuko20602011-05-03

原題: The Kids Are All Right



『家族の絆・・・というものを考えさせられ、大事に思える
作品でした。』




※画像は映画「キッズ・オールライト」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




15歳のレイザーは、秋から大学に進学するために家を出る
姉のジョニに、ある相談を持ちかける。
18歳になったジョニは、自分の出生の秘密を知る権利を得たからだ。
ふたりのママ、ニックとジュールスには内緒で、姉弟の遺伝子上の
父親を見つけよう、と。
いまだに独身でレストランのオーナーであるポールは子供たちの
突然の連絡に驚くが、かつて提供した自分の分身の成長に興味を
持ち始める。
そして子供たちがポールと会っていることを知ったニックとジュールスは、
驚きながらもポールを家に招き食事することを提案する。
平穏に暮らしていた4人家族に異物が混入したことにより、家族に
大きな変化が訪れる…。



アメリカでは普通のこと、普通に存在する家庭なのかもしれないけど
レズビアンの2人に育てられた2人の子供たちは差別も偏見も受けずに
普通に育っているんだけど、ジョニが遺伝子上の父親にコンタクトを
取って会ったところからこの話が始まるのですが。。。
今までいなかった「父親」「男性」が家庭に入ってくることにより
若干ちぐはぐながらも保っていた家族のバランスが崩れていって
家族が崩壊しそうになるんですね。
この物語のメインテーマって「家族の絆」だと思うのですが、
アンバランスな家族構成でも「家族」は「家族」でちゃんと成り立って
いて、実は家族の絆が強いんです。
家庭が崩壊しそうになって、そのことによってお互いがお互いの大事さ、
家庭の温かさ等々に気づいていく、という映画の描き方がとっても
良かったです。
個人的にジュリアン・ムーアが結構好きな女優さんなので見たかった
と言うのもあるのですが、ストーリー自体もとってもステキで見た後
心がちょっと温かくなる作品でしたよ。






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