「SOMEWHERE」

yuko20602011-04-08




『訴えたいことがわかりにくかったなぁ〜。』



※画像は映画「SOMEWHERE」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!




タブロイド紙を頻繁に賑わす俳優ジョニー・マルコは、
ハリウッドにある伝説的なホテル、シャトー・マーモントで
暮らしている。
フェラーリを乗り回し、ホテルで一緒に過ごす女性にも事欠かず、
ふわふわと漂うように毎日を過ごしている。
そんな中、前妻との間にできた11歳の娘・クレオが、不意に
ジョニーの前に現れる。
騒々しい日常は一転、クレオとの楽しく穏やかな日々が
過ぎていく。
ひさしぶりに娘と過ごす親密な時間のなか、ジョニーは
やがて気付いていく―自堕落な生き方が置き去りにしてきた
大切な何かを・・・。
そして、再び離れ離れになる日が訪れることとなる。




前宣伝を2月くらいからいろんな映画館で見ていたので
ちょっと見て見たいなぁ〜と思いながら、震災があったりして
見るのが遅くなってしまいました。
うぅ〜ん、私はどうもソフィア・コッポラ監督の作品はちょっと
理解できない人なのかも・・・。
日本で大ヒットした「ロスト・イン・トランスレーション」も
見た人の感想が「よかった」というもの「ふざけてる!」という
2極化だったけど、私はこの映画も彼女の世界観が好きな人は
「よかった」と言うだろうし、私みたいに合わないなぁ〜
と思う人は「一体何が言いたいの?」で終わってしまいそうな
映画だな、と思う。
この映画、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞しているらしいの
ですが、そのよさが正直私には理解できなかった。
私がパーー!だからなのかもしれないけど、どうもソフィア・
コッポラワールドに私は染まらないたちなのかもしれないです。
この映画、前半はほとんどセリフがなくて、あまり音がない。
そして、この映画のファーストシーンがかなり意味不明な感じが
したのだけど、後半の娘・クレオとの生活を対比させるために
【空虚感】を表現していたのだと思うけど、もう少し別の手法で
表現できなかったのかな?と思ってしまいました。
それから、クレオとの生活ももっと段々その大事さに気づく・・・
といった表現があったらいいのに、と言う感じがしました。
監督がもう少し表情や目の演技を求めなかったのか?がとても
不思議な感じがしました。
あまりに淡々としすぎていて、あまり濃淡が出ていない気が
私はしたんですけどね。
うぅ〜ん。どうなんでしょう?
あまり辛口で書きすぎてもどうかと思うのですが、個人的には
DVDでもよかったかな、と言う感じ。




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