「ヘアスプレー 」

yuko20602007-07-28




『王道のミュージカルですが、ストーリーがとてもわかりやすくて
 おもしろかったです。』



※画像は映画「ヘアスプレー」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



音楽とダンスとおしゃれに夢中な、天真爛漫な女子高生・トレーシーは、
ジャクリーン・ケネディ顔負けのヘアスタイルで、デブで
おチビだけどそんなことは全く気にしていない。
10代の子たちに大人気のTV番組「コーニー・コリンズ・ショー」を見るのが
大好きで、放課後TVを見るために親友のペニーとダッシュで帰り、
テレビの前で一緒に踊っている女子高生。
ひょんなきっかけでその人気番組の「コーニー・コリンズ・ショー」の
オーディションに合格し、一躍シンデレラガールになる。
しかし、番組の中で黒人差別があることに気づき、肌の色や、体型や見かけで
人を差別するのはおかしいことだと彼女は行動を起す。
全国放送で“ミス・ヘアスプレー”を市民投票で選ぶこの番組の中で、
トレーシーは差別撤廃を訴えるデモ行動を起こそうとたくらんでいる。
果たしてトレーシーや黒人達を待ち受ける運命とは・・・




音楽も、ストーリーも王道の「ミュージカル」という感じの作品で、
ミュージカル映画がキライな人はちょっと見るのがキツいかもしれないな
と思いながら見ていました。
私は好きなので、かなり楽しませてもらいましたけど。
音楽も、衣装も、ストーリーの内容もミュージカルの時代背景が
'60年代なので、かなりレトロな感じですが、'60年代の洋服も
流行っていたりしますし、それほど違和感なく見られます。
音楽も、当時のPOPSや、ジャズのビックバンドスタイルの感じの
曲とかR&Bとかそんな感じの曲が多いので、楽しいです。



この映画を見ていて太っていることを気にせずに生きている
トレーシーがちょっと羨ましくもありました。
そして、偏見なんかとっぱらうぞ、という行動力がすごいですね。
今は、黒人差別なんて'60年代に比べれば無くなっているのでしょうが、
いつの時代でも人間が持つ「偏見」というものはなくならないわけで
それについて、どう打ち破っていくか、勇気を持って行動していくか
ということを、教えてくれるいい作品だと思いました。
また、この主題に対して、重たく感じさせることなくストーリー展開
されていて、そこがこの作品の魅力だと思います。



トレーシーの母親役に、なんと!ジョン・トラボルタが扮していて
かなりいい感じで演技しています。ミュージカルでも男優が
この役を演じているとか。
ジョン・トラボルタの茶目っ気たっぷりな感じと、セリフの中に
わざと・・男性がこういっているから笑える、みたいなのがあって
会場でも大うけでした。
正直、主人公を演じていたトレーシー役のニッキー・ブロンスキーが
あまり好きにはなれなかったので、私的にはこの映画に100%入って
行けてなかったなぁ〜。
そんなわけで★4つなんですが、とにかくパワフルでおもしろい
ミュージカル作品だと思います。
公開は10月中旬とのことなのでちょっと先ですが、ミュージカル映画
お好きな方は是非、見てくださいね。






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