「主人公は僕だった」

yuko20602007-05-08




『思っていたよりは印象が薄い映画でした。』



※画像は映画「主人公は僕だった」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。




過去12年間、平日は毎朝76回歯を磨き、342歩でバス停へ行き、
会社で平均7,134件の書類を調べ、45.7分間のランチタイムを過ごし、
帰宅すると夕食は1人で済ませ、毎晩きっかり11時13分に寝る―
その繰り返しが、婚約者に捨てられ、友達は同僚のデイヴだけという、
ウィル・フェレル演じる国税庁の会計検査官ハロルド・クリックの毎日だった。
ところがその朝突然、ハロルドの人生に女性の声が割り込んできた。
ナレーションのように、彼の頭に浮かんだ想いと、今まさにとっている行動を、
アカデミックな言葉遣いで語り始めたのだ。
彼にしか聞こえないその声が語るのは、ハロルドが主人公の小説としか思えない。
しかも何の法則性もなく、時々気まぐれに聞こえるので、物語の全容が掴めない。
混乱するハロルドの耳に、とんでもないフレーズが飛び込んできた。
「このささいな行為が死を招こうとは、彼は知るよしもなかった…」
いつのまにか死に直面しているらしい自分の運命を突き止めるため、
ハロルドは立ちあがった。
そして、彼は大学の文学部教授ジュールズ・ヒルバートに相談して、
なんとか結末を変えようとする果たしてハロルドは、小説の結末を
変えることができるのか??



期待していたより、物語の展開が単純で、それほどインパクトに
残りそうな作品ではないなぁ〜という印象でした。
映画館などで見た前宣伝では、もう少し主人公に悲壮感があって、
ハラハラドキドキの展開なのかな、と思っていたのですが、思ったよりも
すーっと話が進んでいく感じでしたしね。
時折ギャグを交えて、面白い部分もあったりするのですが、それほどストーリーに
強弱のテンポがなかった気がしました。
コメディタッチなのかな?と思っていたのですが、それほどでもないし、
シリアスでもないし、ちょっと中途半端な印象がありました。
だから、「印象が薄い映画かも」と思ってしまったわけですね。
毎日を何の変化もなく過ごしていた主人公が、頭の中で自分の人生を語る
語り部の声が聞こえ、自分がいずれ死ぬことになる、という事実をしり、
また、これまで規則正しい生活と、何についてもきっちり数字で
自己管理しようとしていたのですが、恋をし、やりたかったことにTryし、
人生のあり方を考えて自分の人生を変えようと奮闘していきます。
これが、この映画のメインテーマだと思うので、主人公の行動を楽しみつつ、
考えさせられる映画だと思います。
人には変わりたいと思っているのになかなか変われなかったり
殻を破れなかったりする部分があったりすると思うので、
見ながらちょっとだけ考えさせられたりしました。
映画のラストの方で「死」について語られているシーンがあるのですが、
そこがとても印象的な映画でした。
このセリフをここで書いてしまうと、見る楽しみがないと思うので
映画を見て確認してみてください。






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