「ラブソングができるまで」

yuko20602007-04-11

原題:Music and Lyrics



『POPで、笑えて、Happyになれる恋愛映画です。』



※画像は映画「ラブソングができるまで」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!
という基準で評価してます。



1980年代に爆発的な人気を博した5人組バンド“PoP”。
ダブルボーカルのひとり、コリンは、その後ソロ・アーティストとして活躍し、
グラミー賞アカデミー賞を受賞したばかりか、ハリウッドの殿堂入りも果たし、
おまけに“サー”の称号まで手に入れた。
ヒュー・グラント演じるもうひとりのボーカル、アレックス・フレッチャーは
彼もコリンに続いてソロ・デビューをしたのだが、無残な酷評にさらされ、
今やすっかり「あの人は今」グループの仲間入り。
80年代を懐かしむ元“ギャル”たちが集まる小さなイベントに時折
お呼びがかかるものの、その手の仕事も減る一方のジリ貧状態。
そんなアレックスに、願ってもないカムバックのビッグチャンスが訪れた。
ヘイリー・ベネット演じる当代きっての歌姫として若者に絶大な人気を誇る
カリスマ的スーパースター、コーラ・コーマンから、新曲を提供してほしい
というオファーがあったのだ。
最近カレと別れたばかりだというコーラは、新曲のタイトルを
「Way Back Into Love(愛を取り戻す方法)」と指定。
コンサートが2週後に迫っているため、曲作りにかけられる時間はほんのわずかしかない。
さらに、他にも7人のアーティストに同じオファーが出されており、
彼女が曲を気に入らなければそれでボツ。
マネージャーに背中を押され、ようやく10年ぶりに曲を書き始めたアレックスだが
彼は作詞の才能がまるでゼロ。一流という触れ込みの作詞家と
コンビを組んでみたものの、彼とはどうしてもフィーリングが合わない。
そんな時、ドリュー・バリモア演じるアレックスのアパートに鉢植えの
世話に来ていたアルバイトのソフィー・フィッシャーがつぶやいたフレーズが
アレックスの心を捉えた。
彼女もまたもともとは有望な作家の卵だったにもかかわらず、失恋の痛手から
今は書くことをいっさいやめてしまっていたのだが、2人が組んで曲を作ることとなる。




ヒュー・グラント、こういう恋愛映画やらせたらピカイチですよね。
私は「ノッティング・ヒルの恋人」でKOされちゃったんですけど、
やっぱりスクリーンの彼は、ちょっとかわいくていいなぁ〜(笑)
Sweetで、でも笑えてHappyになれる恋愛映画には彼は欠かせませんね。
ストーリーは至ってシンプル。
1曲をどうやって作るか、そして2人が作った後その歌の扱いについて
意見が分かれ、けんかして・・・と言う感じで流れ的には
ラブストーリーの王道と言う感じでした。
しかし、音楽が非常に80年代のPOPということで懐かしくもあり、
楽しめる映画でした。
また、「POP」というバンドの曲をミュージック・クリップとして
劇中で作っているんですが、これが結構笑いを取り混ぜていて
見ていて面白かったです。
そして、2人で曲を作っている時にアレックスが自分の部屋で
多重録音をして曲を作るのですが、「へぇ、こうやって作るんだぁ〜」
という感じで個人的には、面白かったです。
また、お互いに自分の過去にコンプレックスを抱き、自分の才能に
自信がもてなかったり、過去から踏み出せなかったりするのですが、
それをお互いに曲を一緒に作りながら克服していくところが非常に
さわやかでした。


ドリュー・バリモアもかわいかったなぁ。
彼女はものすごく美人とかかわいい・・という感じではないけど
スクリーン映えする女優さんですね。
衣装もマネできそうな感じのおしゃれで、それを見るのも楽しかったです。
女性はこの映画、結構共感できるんじゃないかしら。
音楽もすんなり入っていきやすいメロディが多いし、劇中で2人が作り
提供した曲はかなり美しい曲でしたし、私個人としては素直に
楽しめた映画だったので★4つつけてみました。
見終わった後、さわやかでHappyな気持ちになれる映画だと思います。