「Piano Letter」 国府弘子

yuko20602005-03-28



春になるとムショウに聞きたくなるCDがあります。
今日は、そのCDをご紹介します。
国府弘子さんに出会ったのは、梶原順さんという
ギターリストからです。
梶原順さんのギターに衝撃を受け、彼の参加している作品を
片っ端からCD屋さんの検索機で調べて買い漁っていた時期が
あるのですが、この作品ではなく1枚前の「Diary」という
作品に彼が参加していたので購入して聞いたというのが、
国府さんとの出会いです。
「Diary」がよかったので、その後出たこの作品を購入したら、
「Diary」以上に気に入ってしまいました。


この作品は、Piano曲で手紙を綴っているような構成になっています。
1曲目の「River Dance」から、11曲目の「See You Soon」を聞くと、
1つの手紙のような物語のようになっています。
私が特に春になるとムショウに聞きたくなるのが4曲目の
「Sakura-Dayori」。
この曲は、曲の後半部に入るまでの静かな感じで当初は進んで
いたのですが、録音しているうちに、Drs.の村上“ポンタ”秀一さん
のドラムが後半に向かって激しくなっていったそうで、それに
合わせて曲が盛り上がってあのような曲になったそうです。
でも、桜のはかなさと、生命の躍動感が現されているいい曲だ
と思います。この曲を春になるととても聞きたくなります。


それから2曲目の「Go Go Godzilla」は、そう、ご存知ゴジラこと、
松井秀喜選手のために書かれた曲です。
国府さんがジャイアンツFanで、特に松井選手のFanだそうで、
野球中継を見ながら思いついた・・とライブでおっしゃっていた
気がします。ブギウギ調のカッコイイ曲ですね。
アンチ巨人Fanの私からすれば、こんなカッコイイ応援歌を作られて
悔しいですが、この曲もとてもお気に入りです。


6曲目の「Azzuro Fantasia」もお気に入りの曲です。
7曲目にはBilly Joelの「The Stranger」がカバーで入ってます。
こちらもおしゃれに仕上がってます。
8曲目の「忘れないよ」は聞いていると、大事な人を思い出します。
何となく、この曲を聞いていると行ったことはないけど、沖縄の夏の
終わりの海を思い出すのは私だけでしょうか。



このアルバムは、割とPopな曲が多いので、Piano Jazzをあまり
聞いたことがない方でもすんなり聞けるのではないでしょうか? 
是非、聞いてみてください。
さーって、私も春になってきたからこのCDを久し振りに引っ張り
出して聞いてみますかね♪





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