マリリン 7日間の恋

yuko20602012-03-29

英題:My Week With Marilyn




『映画の宣伝ほど、マリリンと青年の「恋愛模様」という
 感じではなかったです。どっちかというと、マリリン・モンロー
 の苦悩の物語って感じかな。』




※画像は映画「マリリン 7日間の恋」のものです。
表題の★は、私の中の評価です。
★★★★★が満点です。
<★の基準>
★:時間と金返せ!
★★:レンタルDVD(ビデオ)で十分です。
★★★:まぁまぁ〜。映画館でどうしても見るほどではないかも。
★★★★:お金はらってみる価値アリ。劇場で見てください。
★★★★★:超〜最高!オススメ!!もう1回スクリーンで見たい!






1956年、ハリウッドからマリリン・モンローが、
ローレンス・オリヴィエ監督・主演の『王子と踊り子』撮影のため、
ロンドンにやってくる。
大歓迎を受けるマリリンであったが、初めての海外での撮影の
プレッシャーと夫アーサー ミラーとの確執により、仕事に
集中ができない。
さらにオリヴィエは、彼女の演技法を受け入れず対立し、
マリリンは孤立してしまう。
 そんな中、彼女の様子を見に来た新人助監督のコリンに、不安や
孤独を打ち明け、的確で素直な答えをもらう。
それ以来コリンのことを信頼するようになり、次第に2人は親密な
関係に発展していくのだが…。


実は、マリリン・モンローってただエロいだけを売りにしていた女優
なのかと思っておりましたが(失礼!あまり作品を見たことがないので・・・)
実は、天才的な女優さんだったんですね。
この映画を見ることにより、そういう一面を知ったのですが。
才能があって、役になりきれないと演じられないという、本当の天才役者
だったがために、奇行が目立ち、周りに睡眠薬などなどを服用させられて
いたようですね。
しかし、寂しがりやで愛に飢えていた部分があったからこその、奇行に見える
行動だったり、男性を弄んだりしたのかもしれないですね。
さて、この映画、かなり青年との恋愛をCMでは強調されていますが、実はそれほど
でもない気がします。
確かに、お互いに好きにはなるのですが、プラトニックな恋愛だし、マリリンが
撮影に行き詰って孤独になり、心を寄せると言うだけの話なので、「美しい恋愛」
云々と言う話ではないような気がします。
逆に、マリリン・モンローがただ者ではない女優だったこと、彼女の心の闇
等々の方がこの映画で描かれているような気がします。
彼女の恋愛模様を期待して見に行かない方がいい映画かもしれないですね。
映画自体は、脚本もしっかり書かれているし良い作品だと思います。
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズはかなり、本人にそっくりだという
ことですので、相当彼女になりきって演じていると思われます。
その辺りも楽しみながら見るとよい映画だと思いますね。




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